アフィリエイト広告を利用しています

【フリマ】12年前の2000円デジカメはキレイに撮れるのか検証

フリマやオークション、リサイクルショップでは、10年以上前のデジカメであれば、安価なもので約500円~2000円以内で購入できます。

 

女性のアイコン
・10年以上前のデジカメってキレイに撮れるの?
・現在のデジカメとはやっぱり違う?

という人向けの記事です。

 

と、正直こんなしょうもな…いえ、内容を気にされる方は、ほとんどいらっしゃらないかと思いますが・・

 

今回、フリマやオークションで出品されている10年以上前の中古デジカメは、

 

・どんな写真が撮れるのか?

・現在のデジカメとはやはり大きく違うのか?

 

を検証した記事となります。

 

今回使用する中古デジカメでは「このような写真が撮れる」と言った参考程度の記事としてご覧いただければ幸いです。

 

使用カメラ

  • 2008年発売「OLYMPUS μ1060」

 

写真はすべてカンタン撮影の「オート」で撮影した写真となります。

 

普通にシャッターを切って撮影した写真は、

「どんな写真が撮れるのか?」を意識した内容となっています。

 

・12年前のデジカメ写真を検証
・10年以上前のデジカメを検討する際の注意点

 

使用デジカメ

olympus μ1060のデジタルカメラ

2008年発売の1000万画素デジタルカメラで撮影した写真を紹介していきます。

 

12年前のデジカメはもう少し大きいかと思いましたが、実際手に取ってみると、

現在でも店頭に並んでいてもおかしくないようなコンパクトボディでした。

・サイズ:93.7 x 56.4 x 25.1mm

 

この頃からデジカメの外観は、ほとんど変わっていないようです。

 

緑地

取手緑地

土手から撮影

 

少し逆光気味でしたが、全体を明るく撮影することができました。

 

現在の「エントリー向けデジカメ」とほとんど変わらない描写で写し出されているように思います。

 

「すごくキレイに撮れている」とは言えませんが、普通にこれだけ撮影できれば問題ないと言える描写です。

 

別カット

土手から撮影した緑地

現在のカメラでも同様のことが言えますが、少し移動して場所を変えるだけでかなり暗くなりました。

 

やはり「オート撮影」は不安定な撮影であるのが分かります。

 

モヤさまも訪れた土手沿いの道

土手沿いの道

この写真は明るく写し出されています。

 

手前にある雑草も一本一本しっかり描写されているため、ちょっとした記念用として撮影する分にはまったく問題ないように思います。

 

「先日購入したデジカメで撮った写真です」と言ってもおかしくない?感じがします。

 

かわいい絵が描かれた壁

ウサギとクマのかわいい絵が描かれた壁

カラフルでキレイに撮れています。

 

もう少し明るさが欲しいところですが、2008年のデジカメでも馬鹿にできない描写力であると感じます。

 

現在の「エントリー向けデジカメ」とスタンダードな「スマホカメラ」と変わらない描写力を持っていると言ってもいいように思います。

 

高架線

高架線と街

全体も明るく撮影されていて遠くにあるビルもほとんどボケることなく写し出されています。

 

1000万画素もあればA3サイズの大きなプリントでもキレイに残せるため、12年前の古いデジカメであってもキレイに撮れるのだなと思い知らされます。

 

現在の5万円前後のスタンダードタイプのデジカメでも

「どんなシーンでも綺麗に撮れるとは言えない」ところがあります。

なので、これだけ撮影できればOKという感じがします。

 

青空

青空と緑地

もう少し明るさがあったらいいなと思いますが、とくに問題なく写し出されていると思います。

 

今回「完全オート」で撮っていますが、ピント合わせもストレスフリーでスムーズに撮影できました。

 

カメラ操作に慣れている人は露出補正で調整しながら撮影していけば、もう少しキレイな写真になるかと思います。

 

運動場にある一本の木

運動場にある一本の木

先ほどの「青空」と少しだけ離れた場所で撮影したものですが、ワンシーンごとに明るさが変わっていく傾向があります。

 

やはり、12年前のデジカメは明るくなったり、暗くなったり、といった少し不安定な面があると感じます。

 

高架線の下

高架線の下

2008年製のデジカメでは「ピントが合わない」といったことは、ほとんどありませんでした。

 

逆に2017年に発売されて今でも売れ筋ランキングTOP5内に入っている

「Canon IXY200」であったり、

2018年発売のコダック「PIXPRO FZ43」

2016年発売のニコン「COOLPIX A10」といった比較的新しいデジカメのほうが

ピント合わないといったことがあります。

 

なので、エントリー向けデジカメに関しては、10年以上前から現在とさほど

「ピント精度の技術はアップしていない」のかなと感じます。

 

「瞳」検出が可能なミラーレス一眼やフルサイズ一眼レフカメラだけ大きく進化を遂げているように思います。

 

別カット

高架線と青空

高架線も青空も良い感じの雰囲気で写し出されています。

ただ、奥に見える街のビル群はかなりボヤけています。

 

やはり一昔前のデジカメは、奥行き感などの面で甘いところがあるようです。

 

土手沿いの石段

土手沿いの石段

曇りに近い状況で撮影した写真ですが、明るさや青空の色も好ましい描写で写し出されています。

 

オリンパスは青空がとても自然な感じで好ましい色を出すカメラであるなと感じます。

 

2001年発売のオリンパスのデジカメの青空

イクスピアリの入り口

いかにも偽色という感じで、プレステ2のゲーム世界のような雰囲気がありましたが、7年後の2008年にはここまで色が自然になっているのには驚きます。

 

関連記事

【カメラ】1998-2001年のデジカメ写真は「今」とこんなに違う【検証】

逆光の高架線

逆光の高架線

一昔前のデジカメは、やはり逆光の撮影には「かなり弱い」とみて良いようです。

一目瞭然ですが・・、かなり暗いです

 

露出補正で調整して撮影するべきではありますが、「オート」ではこのような結果となりました。

 

ただ、露出補正で明るく撮影したとしても、空が真っ白になってしまったり・・と、

そんな綺麗には撮れないと思います。

 

逆光でもキレイに撮れるカメラは、やはり5万円以上のお値段が高めのデジカメで撮影するほかないのかなと感じます。

 

関連記事

【リコーGR3レビュー】人気デジカメの描写を検証【実写あり】

光芒

雲から見える光芒

雲から光が差す「光芒」は好ましい感じの明るさで撮影されています。

 

ただ、こちらの写真も下(運動場)がとにかく暗いです。

 

一昔前のデジカメも現在の「エントリー向けデジカメ」にしても、このような真っ暗な写真が多く撮れるというのは残念なところです。

 

2018年発売「KODAK PIXPRO FZ43」の写真

展望台からの景色

関連記事

【KODAK】8千円台のお手頃デジカメ!メリット・デメリットも解説

ズームで撮影した光芒

アップで撮影した光芒

ズームも難なく撮影できました。

ピント合わせもカンタンだったため、12年前のボロボ・・いえ、中古デジカメで撮影しているということを忘れてしまうほどでした。

 

2008年のデジカメでも現在同様の操作感で撮影できるため、最近のデジカメの

「メリットとは何なのか?」とつい考えてしまいます。

 

現在(2020年12月)の売れている1万円前後のデジカメ(エントリー向け)は、10年以上前に発売されたデジカメと比較しても、さほど大きな違いはないのでは?と言っても過言ではないように思います。

商品撮影(マクロ)

乾電池と同じ大きさのフィギュア

商品撮影などの近接(マクロ)もまったく問題なく撮影できました。

 

ピントも難なく合うため、2008年には現在と変わらないマクロ撮影の機能が備わっていたようです。

座っている女の子のフィギュア

2008年に発売された「オリンパスμ1060」

もしかすると、まだ12年前なのかも知れませんが・・

 

2008年のデジカメ=「NG・汚い写真・使いにくい・使う価値なし」

とばかり思っていましたが、大きな間違いなのかもしれません。

 

もっと露出補正の調整やフォトショップなどの「編集ソフト」を駆使しながら真剣に写真を仕上げれば、今でもぜんぜん通用する写真に仕上げることができるように感じます。

スーパーマクロ

ねずこの顔アップ

ロケ
ピントもまったく問題ないです

 

ミンナ
古いからと言って馬鹿にしちゃいけないかも!

 

キン消しのアップ

単三電池よりも小さな「キン消し」でもここまで拡大して撮影できました。

 

ピントの合う限界地点まで近づいて撮影しましたが、写真もブレることなくキレイに写し出されています。

 

オリンパスはこの当時から本当にマクロ撮影に強いカメラだったのだなと改めて感じます。

10年以上前のデジカメを検討する際の注意点

「フリマアプリ」や「オークション」では10年以上前のデジカメであれば、最安500円~出品されています。

 

ただ、カメラを購入すればすぐに使用できるということではありません。

 

購入する際の注意点

  1. バッテリー+充電器(チャージャー)がセットになっている出品物を選ぶ
  2. 10年以上前はSDカードではなく「XDピクチャーカード」が比較的多いため、XDカードを別途購入する必要がある
  3. XDカードの場合、PCに取り込む際のXD対応の「カードリーダー」が別途必要

10年以上前の中古デジカメの場合、

  • 対応メディアの確認(スマートメディア・XDピクチャーカードなど)
  • バッテリーと充電器の有無

 

こちらの確認を怠ってしまうと、後から購入するはめになってしまうため、注意が必要です。

 

■即決で購入しても問題ないカメラ

  1. 「SDカード」対応カメラ
  2. 単三電池で使用できるカメラ

この2点のみ押さえていれば、とっさに購入してもまず困ることはありません。

 

「XDピクチャーカード」「充電池&充電器」などが必要なカメラは、不足しているものが一つでもあると、後から買い足しが必要となってしまうため、結果的にいろいろとめんどくさいことになってしまいお金もかかってしまいます。

 

なので、カメラ+バッテリー+充電器+記録媒体(XDカードなど)が入ったセットで購入するのがおすすめです。

 

またXDピクチャーカードの場合は、追加でXDカード対応の「カートリーダー」を購入する必要があります。

PCとカメラで繋いで写真をアップロードできる場合は、必要ありません

 

なので、「SDカード・単三電池対応」のデジカメが一番のおすすめとなります。

 

 

おわりに

ロケ
けっこうどうでもいいようなことを長々と語ってしまいましたが・・

 

ミンナ
いや・・
毎回でしょ
(あんたは所詮この程度)

 

フリマで2000円で購入した12年前の中古デジカメを使用してみて感じたのは、現在発売されているエントリー向けデジカメと「さほど大きな違いはない」ということでした。

 

現在人気のデジカメであっても、青空と雲を撮影したくても、一切ピントが合わなくて撮れないと言った信じられないようなカメラもあります。

 

写真も暗かったり、不具合が起きたり・・といったこともあるため、現在の最新デジカメだから必ずしも良いものであるとは言えないものがあると感じました。

 

正直、1万円前後の安価なデジカメを購入するのであれば、中古の3~4千円前後の一昔前のデジカメを購入しても良いようにも感じます。

ただ、あくまで中古品のため、いつ壊れるか分からないですし、ちょっとした運試し的なところがあるため注意が必要です。

 

少しでも参考になれば幸いです。