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【リコーGR3レビュー】人気デジカメの描写を検証【実写あり】

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・人気カメラ「RICOH GR3」はどんな写真が撮れるの?
・初心者でもキレイに撮れるのか知りたいです。
こういった疑問に答えます。

2019年3月15日に発売された「RICOH GR3」

発売されてから1年以上経つにもかかわらず、いまだ「売れ筋ランキング1位(2020年5月現在)」のデジカメとして人気です。

 

今回「RICOH GR3」を購入したので【実写付き】でレビューします。

 

良い部分はもちろん良くない面もすべて包み隠さず発信していきます。

 

・RICOH GR3で撮影した写真を紹介
・動画撮影
実際に「RICOH GR3」を購入して撮影したオリジナルフォトを公開しています

撮影方法

  • オート撮影
  • 絞り優先モード
  • マニュアル

3つの方法で撮影した写真を紹介しています。

 

また写真は「加工なし」のオリジナルフォトを紹介しています。

 

写真はすべてパシャリとかんたんに撮影した「スナップ」を紹介しています。

 

普通に撮影したら「どんな写真が撮れるのか?」の検証とも言えます。

 

オート撮影

ホームで停車する電車

駅のホームで停車する電車

「完全オート」による写真ですが「明るさ・色」ともにドンピシャリです。

 

ドンヨリとした曇りの日でしたが、そんな天候を感じさせない描写で写し出してくれています。

 

レモンライム色の電車もまた魅力ある描写で、写真からも実際の光景とほとんど変わらないものを感じます。

 

RICOH GR3は、最高の

 

スナップシューター

 

カメラと言われていますが、この写真を見たとき本当にその名の通りだなと思いました。

 

RICOH GR3は「歪みの出にくい描写」で撮影できる「単焦点レンズ」を使用しています。

そのため「歪みの少ない描写」もまた魅力に感じます。

 

コンデジではなく、まるで「一眼レフカメラ」の写真といっても良いほどの出来です。

 

電車と駅のホーム

電車と駅のホーム

オート撮影のため少し暗めに撮影されるかと思いましたが、こちらの写真もちょうど良い明るさで撮影できました。

 

写真の「明るさ・色」は人それぞれの好みもありますが、私は明るさや色ともに曇りの日の撮影としては「ドンピシャ」な写真であるなと思います。

 

陸橋の階段

陸橋の階段を上る男性

とっさの撮影にも瞬時にピントが合って撮影できました。

 

「電源ON」からの起動もとても速いです。

 

ロケ
ONして「パッ!」と撮影できる速さです

 

当然、電源付けたままの「一眼レフカメラ」のようにはいきませんが、ストレスフリーで撮影できる唯一のコンデジであると感じます。

 

流山駅の正面入り口

手持ちでカメラの水平器も見ずに感覚のみで撮影しているため、写真の傾きは出ていますが、「単焦点レンズ」ならではの描写が写真を更に魅力的にしているなと感じます。

 

オートのワンプッシュ(シャッターボタン押し)でこれだけ撮影できれば文句なしだなと思いました。

壁に描かれた家族の絵

壁に描かれた家族の絵

壁に描かれている家族の絵も明るすぎることもなく、暗すぎることもなくと言った良い感じの描写で撮れました。

 

ピントも瞬時に合ってくれるため、本当にストレスなく撮影できるカメラであると心底感じます。

 

停車中の電車

停車中のオレンジ色の電車

この写真も明るさ・色ともにドンピシャリな魅力ある描写で撮影することができました。

 

写真を見たとき、これまで理想としてきた「写真」がついにデジカメで実現した・・!というものを感じました。ちょっと大袈裟ですが笑。

 

井戸を汲むポンプ

昔ながら井戸を汲むポンプ

こちらの写真も「明るさ・色」ともにちょうど良い描写です。

 

本当にスナップ向きのカメラであるなと感じます。

 

壁のポスター

キッコーマン工場の壁に取り付けられたポスター

こちらの写真は、全体が一気に暗い雰囲気になりました。

 

これまでは1回のシャッターボタンで問題なく撮影できましたが、やはりシーンによっては「露出補正」「ISO感度」の調整が必要ですね。

 

しめ縄

大きめのしめ縄

全体の明るさや色、雰囲気ともに文句なしといった感じです。

 

奥に見える鳥居や緑の葉も忠実に写し出されています。

 

オートでこれだけ撮影できるカメラというのは、RICOH GR3以外無いのでは?と感じます。

 

絞り優先モード

公園の広場

緑の芝生がキレイな公園広場

絞りf6.3、±0で撮影してみましたが、少し明るさ不足かなという写真となりました。

完全オートでは比較的調整する必要はありませんでしたが、「絞り優先モード」による撮影は、当然のことと言えますが、「露出補正やISO感度」の調整は必須です。

 

コブハクチョウの家族

コブハクチョウの家族

絞りf5で撮影

露出補正の調整もせずに「明るさ・色」ともにとても好ましい描写で撮影できました。

 

こちらの写真もカメラの電源オンから2,3秒で撮影しています。

 

RICOH GR3は、カメラ起動からピント合わせまでの速さも逸品で、本当に手軽に撮れる「スナップシューター」であるなと、つくづく感じます。

 

50mm

コブハクチョウの家族を望遠で撮影

望遠側50mmで撮影

50mmはほとんど望遠とも言えないほどではありますが、GR3で最大までいける望遠「50mm」で撮影。

 

望遠側でも一つ前の写真「コブハクチョウの家族」と同様の写真が撮影できました。

 

ハクチョウの質感も分かるほどしっかりと写し出されています。

 

遊泳中のコブハクチョウ家族

遊泳中のコブハクチョウ家族

F6.3で撮影しているにもかかわらず、コブハクチョウ家族も大きくブレることなく、湖の色も良い感じで撮影できました。

湖も滑らかな描写です。

明るさだけでなくハクチョウらしい「白」もとても好ましい色だなと感じます。

 

青空と手賀沼

好みが分かれるところかも知れませんが、RICOH GR3に向いた写真は、やはり「スナップ向き」なのかなと思います。

 

歩道

影の当たる歩道

写真から「スナップ向き」を感じるほど明るさ・色ともにバッチリな描写で撮ることができました。

 

ロケ
実際の景色と同じに見えます

ツツジの花

ピンクのツツジ

f2.8で撮影

ピント合わせも容易でありながら、明るさ・色ともにバッチリと撮影することができました。

 

背景のボケ具合もf2.8というよりかは、「f1.8-2.2」くらいまで行っているのではないかなと思うほど良い感じのボケ感を出してくれています。

 

ボケ具合に関しては、一眼レフカメラの「マクロレンズ」を彷彿とさせるほどの描写力を感じます。

 

案内板

鳥ごよみの案内板

明るさ・色ともに良い感じで「文字」もはっきりと写し出されています。

 

一眼レフで撮影したといっても分からない描写だなと感じます。

 

水を張った田んぼ

水を張った田んぼ

カメラを構えて2,3秒で撮影しただけのスナップですが、明るさ・色ともにバッチリの写真を撮ることができました。

本当に手軽に撮影できる点が強みです。

 

ロケ
苗も一つ一つ隅々まで描写されています
ミンナ
水面の反射も良い感じだね!

田んぼの苗

明るさ・色ともにドンピシャでキレイな写真を撮ることができました。
本当に「緑」を魅力的に写し出してくれるカメラだなと思います。

緑がキレイな一本の木

緑が美しい大きな一本の木
ISO100のf16で撮影してみました。
露出補正も「+0.7」にして明るめに撮影していますが、写真もブレることなく撮影できました。
少し明るめに撮影すると青空も良い感じです。

露出補正の変化

湖と湖名の立札

■変化後

こちらは参考写真としてご参照ください。

露出補正:±0⇒+1

青空と湖

露出補正:±0⇒+0.7

ベンチと木

ベンチと緑の木

露出補正:±0⇒+1⇒+2

マニュアル撮影

ポピー畑

赤い花のポピー畑

■撮影データ:f7.1, 1/160秒, ISO100

マニュアル撮影は、

  • 絞り
  • シャッタースピード
  • ホワイトバランス
  • ISO感度

すべてマニュアル設定のため、写真は私にとっての「良いと感じる」値による描写となります。

 

満開のポピー畑を撮影してみましたが、見事な描写で撮影することができました。

 

花々も一輪一輪はっきりとキレイに撮れています。

 

背景の緑の木々もキレイな描写でとても「ナチュラル」な感じです。

 

APS-Cサイズのミラーレス一眼レフ同等(またはそれ以上)の画質といっても過言ではないように感じます。

 

満開のポピー

満開のポピー畑

■撮影データ:f7.1, 1/160秒, IDO100

角度を変えて50mmの望遠側で撮影

 

角度(撮影場所)を変えたことによって青空や花々のイメージも大分変わりました。

 

「青空・緑・花」もとてもナチュラルで魅力ある描写です。

 

新緑

爽やかな新緑

■撮影データ:f5.6, 1/60秒, ISO200

RICOH GR3は、新緑などの「緑色」がとても魅力的です。

 

元々の描写が多少「緑黄や鶸色(ひわいろ)っぽい」寄りなところがあるため、緑が映えるのだろうなと想定しています。

 

1/60秒という少し遅めのシャッタースピードで撮影してみましたが、写真はブレることなく撮影することができました。

手振れ補正もちゃんと機能していて安心して撮影できます。

 

これからの時代は、大きくて重たい「一眼レフカメラ」は無くなっていくんじゃないかなと思うほど、コンパクトデジカメ=RICOH GR3の写真画質には感動を覚えます。

新緑の葉

拡大した緑の葉っぱ
■撮影データ:f2.8, 1/1250秒, ISO200
光に照らされていた葉を「マクロモード」で撮影
葉っぱは、風で揺れていましたが、ピント合わせも速いため難なく撮影することができました。
葉のスジもくっきりと写し出されています。
RICOH GR3はマクロ撮影にも強いため、あらゆる局面で重宝できるカメラであるなと、つくづく感じます。
本当にオールラウンドで使用できる「スナップシューター」カメラです。

ハルジオンの花

7輪のハルジオンの花
■撮影データ:f2.8, 1/200秒, ISO100
少し風で揺れていましたが、ピントも容易に合わすことができ簡単に撮影することができました。
ハルジオンの花も程よい明るさで写し出されています。
背景のボケ具合も良い感じです。
明るさ・色ともに「ナチュラル」で文句の付け所が無い描写であるなと感じます。

あやめ

紫色のアヤメ
■撮影データ:f2.8, 1/125秒, ISO200

開花前の「あやめ」を撮影した写真ですが、花も明るすぎることなく、紫の色もナチュラルな描写で撮影することができました。

 

背景のボケ具合もf2.8以上のボケ感を出しているかのように感じます。

土手沿いの砂利道

土手沿いの砂利道

■撮影データ:f7.1, 1/500秒, ISO200

写真に写し出されている、

  • 青空
  • 芝生の緑
  • グレーっぽい砂利道

 

ともに良い感じで撮影されていると思います。

 

全体の明るさや色ともに落ち着いた描写であるため見ていて安心感を感じます。

 

しかし、少しだけ「パッとしない」ものを感じます。

 

他カメラの青空

土手沿いの砂利道

少し明るく撮りすぎている面もありますが、右写真の「他カメラ」では、もう少し明るくてすっきりとした「青空」で撮影されています。

 

全体的に落ち着いた雰囲気の写真ではなく、明るくて爽快な写真が撮りたい場合は、リコーデジカメは、あまり向かないかも知れません。

 

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【比較】リコーGR3の『写り』を検証【マニュアル編】

【比較】RICOH GR3の描写力を検証【絞り優先編】

飛行機雲

飛行機雲

■撮影データ:f7.1, 1/125秒, ISO100

夕暮れ時の飛行機雲

とっさに撮影した1枚ですが、一切ブレることもなく夕暮れ時のオレンジも良い感じで撮影することができました。

動画

 

【リコーGR3レビュー】人気デジカメの描写を検証【実写あり】:まとめ

最高のスナップシューターと呼ばれる「RICOH GR3」

 

実際に使用して感じたのは、オールランドで撮影できる「スナップシューター」であるのは間違いないということでした。

 

今回紹介した写真はあくまで「一つの手段」による撮影です。

 

RICOH GR3は明るさや色、明暗調整の「ダイナミックレンジ」、色のイメージ調整など、無数の設定ができます。

 

今回の写真はすべて『初期設定』による撮影となります。

 

自分好みのオリジナル設定で撮影した場合、今回の写真とは大きく異なる写真になるのは間違いように思います。

 

なので、「このような写真が撮れる傾向がある」とご理解ください。

 

 

RICOH GR3は「オート」でも魅力的な写真が撮れます。

 

現在(2020年5月現在)のオススメNo.1「デジカメ」といっても過言ではないほど魅力的なカメラであると感じています。

 

少しでも参考になれば幸いです。