今回は、1998年~2001年のデジタルカメラで撮影した写真と「とある現象」について紹介していきます。
写真は趣味で自由気ままに撮影したふつうの「スナップ」を紹介しています。
本記事は自由に書いているエンタメ系寄りの記事となりますので、楽しくご覧いただければ幸いです。
1998年~2020年までの22年間でデジカメ写真は、どれほど「写り(画質)」は変化していったのかをシリーズで検証していきます。
1回目の今回は、98年から2001年のデジカメ写真から紹介していきます。
デジタルカメラ紹介
今回、使用したデジタルカメラ
■デジカメの機種と発売年
- SANYO(サンヨー) DSC-V100(1998年)
- FUJIFILM FinePix 6800Z(2001年)
- OLYMPUS C-40Z(2001年)
- FUJIFILM FinePix A201(2001年)
1998年
SANYO(サンヨー) DSC-V100
松山城
98年発売の「SANYO DSC-V100」
写真の画素数は、今では考えられない「35万画素」でした。
写真サイズも最大『640×480』で、プリントにも適していない画質であったため、
「プリントはしない」が当たり前でした。
とりあえず撮れればOKな感覚で使用していたのを覚えています。
ただ「プリクラ」サイズによるプリントは、ちょうど良い感じでした。
今思うと、ブログ記事としては、ちょうど良いサイズ感のため、ホームページやブログ用に適したカメラとして誕生したのかも知れません。
東京ドーム
ドーム入り口の「BON JOVI」の看板も何とか読める「写り」です。
今思うと笑ってしまうほどの画質ですが、当時は人に見せても「へぇ、キレイに撮れてるね」みたいな感じでした。
私も「これで十分」みたいに思っていました笑。


当時はカラーガラケー誕生だけで「すげぇーー!!」という感じでした笑。
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2001年
■機種名:FUJIFILM FinePix 6800Z
当時は縦型の「ファインピックス」も人気でした。
デザインは車メーカー「ポルシェ」が手掛けたもので、今見てもやっぱりカッコいいデザインだなと感じます。
赤坂プリンスホテル
2011年3月まで営業していた今は無き「赤坂プリンスホテル」
2001年のデジカメとなると、一気に画質が向上しました。
98年のデジカメ写真と比べると、その違いは月とすっぽん!
写真を拡大すると、当然ながら現在のデジカメとは大きく画質の違いはありますが、ふつうに見る写真として記録するだけであれば、ほとんど問題ない描写であるように思います。
江の島
久しぶりに写真を見ましたが、改めて見ると、この時のデジカメから現在でもそこそこ通じる高画質な「デジカメ写真」が誕生していたのだなと感じます。
青空と緑
ブログ記事用のサイズであれば一見問題ないですが、写真を拡大すると、やはり画質の粗さは目立ちます。
ただ、青空や緑もとてもきれいな描写で写し出されています。
くつろぐネコ
明暗の激しい場所では、機能の面で弱い面もありましたが、この頃からとくに問題ない描写で撮影できていたようです。
笑顔かがやく七五三のポスター
笑顔かがやく深キョン・・いえ「七五三」のポスター!
このときの子供たちも、今ではもう22-26歳・・
ガラス越しで撮影した写真ですが、現在のカメラで撮影したのと変わらないような描写で写し出されています。
2001年➁
■機種名:OLYMPUS C-40Z
当時「オリンパス」のデジカメは、正直なところ眼中にないほどでした。
しかし、この「C-40Z」が出てからと言うものオリンパスのデジカメはシャレていて「いい写真が撮れる」と、考えが変わっていったのを覚えています。
ただ現在のデジカメと比較すると、20年前のデジカメのほうがデザインがシャレていたようにも感じます。
私だけでしょうか・・?

夕暮れ時の上野
薄暗くなってきた夕暮れ時の「上野の街並み」を撮影したものですが、写真もブレることなくキレイに写し出されています。
今思うと、オリンパスのデジカメは「C-40Z」を皮切りに認知度が高まった?と言うのを感じています。
今ではありえない「400万画素・2.8倍ズーム」のデジカメですが、写真の画質は今のスマホで撮影した写真とそれほど変わらない「写り」であるように思います。
ディズニーランドへ続く道
逆光気味だと右の暗所部分が「真っ黒」という感じです。
やはり逆光気味の写真は暗めです。
左の通路側も今では見かけないようなにじんだ「フレア」が出ています。
ショッピングモールの入り口
普通に写真は撮れるけど、キレイな写真でもないという感じです・・
青空も塗り絵のような特殊な色感が出ています。
写真全体も少し「暗い」ですね。
クロネコ
おとなしくてかわいい黒猫をパシャリしていたようです。
こちらの写真は、ぜんぜん問題ない描写です。

拡大すると、やっぱり400万画素の写真といったカクカクな「写り」が目立ちますが、ふつうに見る場合は、それほど問題のない写真として撮影されています。
2001年➂
■機種名:FUJIFILM FinePix A201
2001年当時のデジカメで一番安かったのが「FUJIFILM FinePix A201」でした。
値段は2万円前後だった記憶があります。
今見ると液晶画面がかなり小さい・・!
よくあのサイズで撮影していたなと思います笑。
なぜかこのカメラでたくさんの写真を撮っていました。
駅のホーム
2001年当時の最安デジカメでもなかなかキレイに撮影されていました。
拡大をすると画質の滑らかさはないですが、青空の色や全体の描写もさほど問題のない「写り」です。
この頃の写真はもっと汚いと思っていましたが、意外とキレイな描写でした笑。

飛び立つ白いハト
飛び立つハトの写真も「ピントばっちり!」で撮れていました。
20年前のデジカメでも侮れない「ピント性能」を持っていたようです。
■拡大写真
拡大(トリミング)と明るく補正してみました。
拡大すると滑らかさがなくなって、ギザギザ感が目立ちますが、しっかりと写し出されています。
街路樹の道
これが当時の「デジカメ写真」と言ってもおかしくない写真です。

2000年初めのデジカメは、とにかく「明るい&暗い」と言った極端に分かれる写真が撮れる割合が高めでした。
カメラ(メーカー)によって異なってくるところもありますが、ほとんどの写真が「・・暗い」と感じることが多かった記憶があります。
とある現象
2000年初期のデジカメはとにかく「オーブ(浮遊霊?)」らしきものがたくさん写る傾向がありました。
現在のデジカメは、おそらく「ノイズリダクション」機能が働いているため写真に「不要物」が現れない可能性もある?のではと考えています。
一度、夜の神社で撮影したところ、大きな光(オーブらしきもの)が写っていたことがありました。
「さすがにこれはやばい・・」と思い、写真はすぐに消去しました・・今思うと残しておけば良かったです。

連続して撮ると「動き」が見られるため、おそらくオーブで間違いないように考えています。
お地蔵様
この写真は何も写っていないと思っていましたが、よく見ると中央付近にオーブが2~3つ写っています。
原因としては、ありきたりな理由ですが・・
- カメラレンズに付着したゴミ・ほこり
- 空中を舞っているホコリなど
- 光がレンズに反射して起こる現象
- カメラセンサーの影響
と、いろいろ考えられます。
ただ、テレビの「ミステリー系や心霊番組」などを見ると、縦横無尽でありえない動きをしているため、やっぱりオーブ(魂の一種)としか考えられないのかな?と感じています。
現象➁
部屋の天井を連続(10秒程度間隔空いています)で撮影した写真ですが、こちらも1枚目はたくさんのオーブが写っていますが、2枚目は一気に消えています。
・1枚目
・2枚目
まるで、トイ・ストーリー!
カタチの無いウッディーたちがいるみたいですね笑。

って、あなたの部屋やばかったじゃん!
まるで「まさか天井にいる私たちを撮るなんて・・」と察して、一目散に隠れて行ったかのようです。
単にホコリ等が舞っていて、それが反射して写っている可能性も否定できませんが、ここまで大小さまざま写って、ほんの少しの時間差でここまで「変化するのかな・・?」と不思議に感じます。
・1枚目
・2枚目
左上あたりにオーブらしきものが写っています。
当時のデジカメは昼夜問わず「白い球が写って当たり前」でした。
【カメラ】1998-2001年のデジカメ写真は「今」とこんなに違う【検証】:おわりに
98年のデジカメは、本当にオモチャと言っても良いほどの画質でした。
しかし、そのわずか2,3年後には見違えるほど画質が向上し「写真」と呼んでもいい時代がいつの間にか到来していたように思います。
またデジカメは2001年発売の富士フィルム「ファインピックス」を皮切りに大きく発展していったかのようにも感じています。
当時、デジカメと言えばやっぱり「FinePix !」というのが根強く残っています。
現在のデジカメと比べると、月とスッポンと言っても良いほど大きな違いがありますが、20年前のデジカメ写真も意外と問題ない描写でした。
少しでも参考になれば幸いです。