・DC-TZ90はキレイな写真撮れるの?
・どんな写真が撮れるのか知りたいです
という人向けの記事です。
今回は、パナソニックのデジタルカメラ「 LUMIX DC-TZ90」を実際に購入してみましたので、
「オート撮影 & 絞り優先モード」の比較検証 / レビュー紹介していきます。
今回の記事も普通にシャッターを切ると、
「このような写真が撮れる」を意識した写真を紹介しています。
結論から言うと、LUMIX DC-TZ90は、
「オート撮影とP(プログラム)モードの併用で十分活用できるカメラでした」
また写真のコメントは個人の見解です。
文章もヘタクッソ(←こんな感じ)ですので、あくまで参考程度でご参照ください。
・LUMIX DC-TZ90の露出補正方法
・1月初旬に咲いていた梅
・「iDレンジコントロール」がおすすめ
オート撮影(iA)について
ルミックスのデジカメでは、オート撮影のことを「iAモード」と呼んでいます。
「あぁ?・・イエェー?」みたいな少しイミフな感じですので・・
この記事では普通に「オート撮影」として紹介していきます。
前回は、LUMIX DC-TZ90の「オート撮影編」を紹介しました。
■関連記事:【ルミックス DC-TZ90】デジカメの本音レビュー【オート編】
そして、今回は「オート」と「絞り優先モード」による写真は、
「どのように違ってくるのか?」を検証した内容を紹介していきます。
今回も、近所の公園などで気ままに撮影したつまらなiA・・いえ、普通のスナップ写真を紹介しています。
なので、参考程度でご参照ください。
広々とした田園地帯
これから紹介する写真(2画面)は、すべて
・左写真:オート(iA)撮影
・右写真:絞り優先モード
となります。
まずは畑が広がる「田園地帯」で試してみました。
オート撮影(左)では、少し暗めの写真となりました。
そこで、絞り優先モードの「露出補正」で明るく撮影してみたのが右写真です。
オート撮影の場合、どんなシーンでも比較的「暗い写真」になってしまうケースが多々あります。
なので、『ルミックスDC-TZ90』の写真も、オート撮影だけを使用するのではなく
「露出補正」などを併用しながら明るめに撮影していくのは必須であると感じます。
土手沿いの道
こちらの写真も、オート撮影(左)では暗めの写真に・・
「露出補正」で明るく調整した写真は、オート写真と比較すると、ずいぶんと清々しいイメージへと変化しています。
また、話が変わりますが、
カメラ操作に慣れていない人は、すべて『オート』で撮影されるかと思います。
しかし、オートのみで撮影を行ってしまうと、どうしてもパッとしない写真で終わってしまうケースが多々出てくると思います。
無理やり感満載じゃん
ちょこっと説明させていただきます
LUMIX DC-TZ90の露出補正方法
説明書と一緒ですが・・
- +-のボタンを押す
- ダイヤルを回す
ダイヤルは、
・右に回すと「明るく」
・左に回すと「暗く」
と、なります。
Step and a stepの2ステップで調整可能です。
また「完全オート撮影」以外は、すべて「手作業」が入ってしまうため、人それぞれの『好み』が写真に反映されてしまいます。
その他、
- 「中華そば」と「豚骨ラーメン」のような違い
- PS5とNintendo Swichのような違い
- 「鬼滅の刃」と「ワンピース」のような違い
- 「韓国ドラマ」と「日本ドラマ」の違い
そんなん、どうでもいいわ!
なので、露出補正で明るくした写真(右)は参考程度でご参照ください。
青空と木々
こちらの写真も明るさを加えたことによって、実際の光景と近い雰囲気になりました。
こちらの木々と青空の写真も同様に、オート撮影では
「落ち着いた明るさの写真しか撮れない」といっても過言ではないように思います。
「DC-TZ90」のオートで撮影した風景写真は、ほとんどすべて
・明るさ不足(落ち着いた明るさ)
の写真しか撮れないように思います。
池で泳ぐ二羽のカルガモ
こちらの写真も、オートで撮影を行うと「真っ暗・・」ともいえるほどの写真になりました。
今回の写真は、「露出補正は必須」で撮影をしていくのが、いかに大切なのかが分かる結果となりました。
1月初旬に咲いていた梅の花
「オート写真」もキレイに写し出されていると思います。
ただ、ちょっと暗いので少しだけ明るめに撮影してみると、右写真のようになります。
またオート写真は、全体が暖かみのある色(ホワイトバランス高め)で撮影されています。
ロウバイの花
さっきから同じコメントばっかじゃん
つまらんわ・・見れば分かるし
・・オート写真もキレイに撮れていると思います。
ピンクの花
こちらの写真も、やはり「オート撮影」は少し暗めです。
また明るくした写真は、「この露出が適正です」ということではなく、あくまで見本として紹介しています。
テキトーに撮ってるので、
記事も
テキトーに見てください
そこまでテキトーではありません
小さな清流
小さな清流の写真は「全体の色」が異なりました。
オート撮影の場合、色の調整も自動判断されてしまいます。
こちらの写真も「絞り優先」で撮影した右写真が『正しい/良い』ということではありませんが、オート撮影と絞り優先モードではこのような写真の変化になりました。
商品撮影
撮影ボックスの明るい照明下では、オート撮影は「暗めの写真」となりました。
関連記事:【撮影ボックス】ある・なしのメリット&デメリット【比較検証】
このような状況下でも露出補正またはISO感度などを併用しながら撮影していく必要がありそうです。
明るさ調整は必須みたいですね
変わらないのと同じです
「iDレンジコントロール」がおすすめ
休憩所
LUMIX DC-TZ90は、「iDレンジコントロール」機能もおすすめです。
オート撮影では使用できません
明暗差の激しいシーンでもiDレンジを使用することによって、影の部分が明るく撮影できるようになります。
こちらの写真もiDレンジを「オン」にして撮影したところ休憩所の建物の
「暗所部分が明るく」写し出されるようになりました。
明るく撮影したことによって、青空の大半が損なわれていますが、全体を考えると青空よりも「明るい写真」がやはり好ましい描写なのかなと思います。
手持ち撮影のため、右写真にはすこしゴーストが現れています(オーブや幽霊ではありません)。
話が変わりますが・・本当のオーブはコチラです
■関連記事:【カメラ】1998-2001年のデジカメ写真は「今」とこんなに違う【検証】
伊予柑またはグレープフルーツ
伊予柑なのかグレープフルーツなのか分かりませんが・・、
こちらの柑橘系のフルーツも「iDレンジコントロール」で撮影することによって、フルーツの凸凹感と緑の葉、青空の色まで実際の光景と近いイメージで写し出すことができました。
iDレンジを使用することによって、あらゆるシーンを忠実に再現できるようになります。
ただ、シーンによっては合わないときもありますので、注意が必要です。
黄色のスイセン
こちらのスイセンの花も「iDレンジコントロール」で撮影したことにり、背景の影になっている箇所がハッキリと写し出されています。
・写真は明るければ良い
・影になっているからNG
ということでもありません。
ただ、写真を明るくして影になった箇所もハッキリと写し出すことにより、あらゆるシーンで役立つときが多々あります。
なので、やはりカメラは「iDレンジコントロール」のような機能が備わっている機種を選ぶのもおすすめです。
ルミックスTZ-90のオート撮影と絞り優先の写真検証【レビュー】:おわりに
LUMIX DC-TZ90のカメラも
「オート撮影=暗い写真・理想通りにならない」
という結果になりました。
正直、どのカメラも一緒ですが…
今回の記事によってDC-TZ90は「このような写真が撮れる傾向がある」といった内容として参考にしてもらえれば幸いです。
また、露出補正やiDレンジコントロールなどの機能は、一見、難しそうに感じてしまうかも知れませんが・・
実際に使用してみると、スマホの「LINEスタンプ」を送るかのように超カンタンです。
なので、こちらの機能の活用はおすすめです。
少しでも参考になれば幸いです。