今回は、パナソニックのデジタルカメラ「 LUMIX DC-TZ90」の
「画像効果(クリエイティブコントロール)」を紹介していきます。
今回の記事も普通に何気なくシャッターを切ると、
「このような写真が撮れる」を意識した写真を紹介しています。
写真のコメントは個人の見解です。
文章もヘタクッソ(←こんな感じ)ですので、あくまで参考程度でご参照ください。
画像効果とは?
画像効果とは、カメラにあらかじめ内臓されている様々な「フィルター効果」のことになります。
説明するまでもないかも知れませんが…
写真の色調をいろいろと変更して、自分好みのイメージで写真を作り出していく
「レンズのフィルター交換」のような役割を持った機能になります。
ルミックスのデジカメでは、「クリエイティブコントロール」とも呼ばれています。
ただ、カメラの説明書では「画像効果」と記載されています。
またオリンパスでは「アートフィルター」と呼ばれています。
書いてるような記事です
なんでパパっとスル~な感じでご覧ください
今回も、近所の公園で気ままに撮影をしたおもしろみのna・・・、いえ普通のスナップ写真を紹介しています。
写真のコメントもかなりのつぶやき感覚で書いていますので、こちらも参考程度でご参照ください。
1.ポップ・レトロ・オールドデイズ・ハイキー
これから「全22種」あるフィルターを4種の画像(コラージュフォト)に分けて順に紹介していきます。
・ポップの写真
ポップはその名の通り・・でもないかも知れませんが…
「鮮やか」な写真が撮れるフィルターです。
普段の記念写真にしても「ポップ」で撮影しても良いのではないかなと思うほど写真映えする画像効果です。
ポップの別カット
通常のスタンダード撮影では「どこか写真がパッとしない・・」というときに活用できる画像効果であると思います。
また、ルミックスのデジカメは「オリジナル+画像効果」の2枚を同時記録できるようになっています。
■参考例
このように何も効果を加えていない「オリジナル」も同時に記録(かんたんな設定必要)できるため、写真の良し悪しの判断や出来具合(良い写真が撮れる)確率も高めることができます。
上記はDC-TZ90ではなく「LUMIX DC-FZ85」の比較写真です
関連記事:ルミックスの「クリエイティブコントロール」を検証【FZ85編】
他の「レトロ」や「オールドデイズ」、「ハイキー」などは普段の記念写真用としては適さないフィルターであるように思いました。
何か目的を持った「作品撮り用」の画像効果?なのかなと感じました。
ローキー・セピア・モノクローム・ダイナミックモノクローム
暗めの効果が如実に表れる「ローキー」は、普段の写真撮影ではまったく合わないフィルターのように思います。
セピアや白黒関連の画像効果も、どちらかと言えば「プロアマのカメラマン」や
「作品撮り用」のフィルターであるようにも感じますが・・
普段のさまざまなシーンでも活用できそうに思いました。
あとルミックスの「セピア・白黒」のイメージは、他メーカーと比較しても良い色が出ているように感じます。
なので「赤ちゃんや家族写真」にも合うフィルターであるように思います。
白黒別カット
シルキーモノクロームは、マタニティフォトやニューボーンなどの赤ちゃん撮影にも適している画像効果であるように感じます。
「オリジナルフォト+画像効果(セピア・白黒)」の同時記録で、マタニティフォトやベビーフォトを撮影していくのも素敵な写真が撮れそうです。
インプレッシブアート・ハイダイナミック
「インプレッシブアート」は、どういった機会に使用するのか?といったフィルターであるように思いますが・・
「ハイダイナミック」は、いろいろなシーンで活用できそうな画像効果であると感じました。
別カット(ハイダイナミック)
クセの強い「画像効果」というよりも、明るくてキレイな写真撮影ができる傾向が強いように感じます。
クロスプロセス・ブリーチバイパス
こちらの2種は、まさに「アートフィルター」と呼べる画像効果であるように感じました。
トイカメラ風の写真撮影に向いている描写なのかも知れません。
トイフォト・トイポップ
写真の四隅に黒枠が現れるトイフォト。
こちらも「作品撮り」や「インスタなどのSNS用」の画像効果であるように感じます。
ジオラマ・ソフトフォーカス・ファンタジー・クロスフィルター
「ジオラマ」で撮影した写真は、明るさ・色ともに好ましいと感じる描写で写し出されています。
広告やドラマ・映画などでもよく見かけるフィルターのため、普段の記念写真でもいろいろなシーンで活用できる唯一の「画像効果」であるように感じます。
「クロスフィルター」は、通常、夜の街並みのライトアップ(反射)などで使用するフィルターであると思いますが、日中でもあらゆる箇所にクロスが発生することができました。
ポートレート撮影でも面白い写真が撮れそうです。
「ソフトフォーカス」もポートレートや花の撮影でも役立ちそうに思います。
別カット(ソフトフォーカス)
花写真は、「オリジナルフォト+フィルター効果」の同時記録で撮影していくのも一つの手なのかなと感じます。
ワンポイントカラー・サンシャイン
一部をカラー化して、他はモノクロで撮影を行う「ワンポイントカラー」
もしかすると、私のいい加げnn・・いえ、操作方法に問題があるのかも知れませんが、「ワンポイントカラー」はあまり使えない機能であるなと感じました。
一部をカラー化させるワンポイントの指定は、手軽には出来ないような操作感であるように感じます。
ツバキのような赤・黄色(中心部)と色が混ざっているような被写体は、「ワンポイントカラー」は向いていないと言えそうです。
バラなどの単色カラーでなければ、パッとしない写真になるように思います。
写真上部にサンサンと光が拡散される「サンシャイン」は花の写真撮影でも活用できる?ように感じました。
例)
DC-TZ90で撮影した写真ではありません
左写真の「牡丹(ボタン)」の左上に見える輝きは、フォトショップで加工した「光」となります。
右写真の「ムギナデシコ」の写真上部に見える光は、本当の太陽です。
「サンシャイン」を使用することによって逆効果になるときも多々あると思いますが、時には良い効果として役立つのではないかなと感じました。
その他、テーブルフォトや子供撮影にも活用できそうです。
おすすめの「画像効果」
画像効果で撮影しながら「このフィルター良いかも?」と感じた機能は、
- ジオラマ
- クロスプロセス
- セピア
こちらの3種でした。
「クロスプロセス」は普段の写真撮影(記念用)では合わないため、微妙なところではありますが、いろいろなシーンで撮影することによって、ありきたりではない素敵な世界観を感じる写真が撮れるように思いました。
「セピア」もルミックスのフィルター色は良い色を出しているため、部屋に飾れるおしゃれな「家族写真」にも合うのではないかなと思います。
「ジオラマ」は、普段の記念撮影にも重宝しそうなフィルターであるように感じます。
明るさ・色ともにキレイに写し出される傾向があるため、露出補正やISO感度、ホワイトバランスで調整しながら撮影を行っていけば、理想通りの素敵な写真が撮れるように思います。
ホントかよ・・?っていうのが
プンプン伝わってくるんだけど
ただ、これまでの経験上では「ジオラマ」が特におすすめです
その他のおすすめ機能
LUMIX DC-TZ90で撮影をしていてまず感じたのは、青空が「ちょっと濃い・・」というところでした。
ルミックスの他シリーズの「DC-FZ85」で撮影した写真も青空が濃い傾向があります。
関連記事:【ルミックスFZ85】実際に撮った写真でレビュー【オート編】
関連記事:【ルミックス DC-TZ90】デジカメの本音レビュー【オート編】
しかし、シーン撮影の「青空を爽やかに撮る」機能を使うことによって、青空を爽快な色で撮影することができました。
「風景をきれいに撮る」と比較しても影になっている箇所が明るめに写し出されています。
写真の「明るさ・色」は、個人それぞれの好みがあると思いますが、やっぱり青空は濃い色よりかは爽やかな色が適しているように感じます。
キレイな青空を撮影したいときは、シーンの「青空を爽やかに撮る」もおすすめです。
おわりに
ルミックスのデジカメは、綺麗に撮れるだけでなく、いろいろな機能も備わっているため、使いこなすことができれば、本当に重宝できるカメラになるように思います。
「画像効果」は、楽しいフォトライフにもってこいの機能であると感じました。
またルミックスは、「オリジナル+画像効果」の同時記録ができるところがまた魅力です。
大切なシーンであっても、オリジナルフォトも一緒に残すことが出来るため、「画像効果」で撮影して失敗であったとしても安心感があります。
しかし、「オリジナル+画像効果」の同時記録は、画像効果の照準で撮影することになるため、やはり大切な記念写真は個別に撮影していくのをおすすめします。
少しでも参考になれば幸いです。