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【撮影ボックス】ある・なしのメリット&デメリット【比較検証】

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・フリマアプリで商品を売りたい
・明るい写真を撮りたい
・魅力ある写真で効率的に売りたい

という人向けの記事です。

 

今回は1000円の安価な撮影ボックスを使用して撮影した写真を紹介します。

 

結論から言うと1000円の撮影ボックスは「一長一短」でした。

 

今回、撮影ボックスの「ある・なし」の検証とメリット&デメリットを紹介していきます。

 

・自然光で撮影した写真
・室内の電球写真
・ましかく+撮影ボックスがおすすめ
・撮影ボックスのメリット・デメリット

 

撮影ボックス

撮影ボックスのサイズ

24cm x 23cm x 22cm

・付属の背景布

赤・青・白・緑・黄・黒色の計6色

 

1000円で購入可能(お店によって値段は異なります)のミニサイズ撮影ボックスで撮影した写真を紹介していきます。

 

自然光の写真

はじめに「自然光」で撮影した写真から紹介していきます。

鬼滅のフィギュア

炭次郎とねずこのフィギュア

外の自然光が明るく当たる場所を選んで撮影

こちらは、LEDライトが付いていない「白背景」の撮影ボックスを使用した写真となります。

比較的明るい窓際で撮影した写真になりますが、全体の明るさも問題なく撮れています。

なかなかキレイに撮影できているように思います。

 

普通にフリマアプリやオークションなどに出品する程度であれば、このような自然光による写真でもまったく問題ないように感じます。

 

座っている禰豆子(ねずこ)のフィギュア

座っているねずこのフィギュア

アップで撮影すると、このような写真になりました。

正直、自然光で撮影しても問題ないかも知れません。

 

お店ではなく個人でフリマアプリやオークションで出品する分にはこのクオリティでも問題ない気がします。

 

正面を向いたねずこ

自然光の撮影も窓ガラスの種類によって写真のイメージがガラリと変わります。

 

今回「すりガラス」の窓から照らされた光を利用した撮影だっため、写真全体にガラスの色が反射されて「青」の雰囲気が写真に出てしまっています。

 

ホワイトバランスを高めに設定して撮影すると、フィギュアの顔部分がどこか不自然な色(実際の色と違ってくる)になったため、

すりガラスを通した自然光による撮影は、色調整が難しいという結果となりました。

 

すりガラスを通した撮影の場合、少し肌寒い雰囲気(青強め)が出てしまうため窓を開けて直の光で撮影するのが良いみたいです。

 

刀を持った炭治郎

刀を持った炭治郎のフィギュア

自然光による撮影では上が明るく、下が暗くなる傾向になりました。

部屋に照らされる太陽の光と部屋の形状によって大きく変わってきます

 

こちらの写真も個人で出品する商品画像としては、とくに問題ないように感じます。

 

このような写真でも「売れる」と思います。

 

撮影ボックスで撮影したフィギュア

撮影ボックスで撮影した鬼滅の刃フィギュア

撮影ボックスで撮影した写真はこのような結果となりました。

 

まあまあ…?

キレイに撮れている感じです。

 

ホワイトバランスを自然光と同じ数値で撮影したため、少し写真全体の暖かみが強く

出てしまいました。

 

自然光で撮影した写真と比較してみると、

鬼滅の刃フィギュアの比較写真

ロケ
このようになりました★

 

ミンナ
ま、こんなもんか…

 

ロケ
・・・

 

自然光と比べると撮影ボックスの写真は、背景と影のゴチャゴチャ感が無くなって

スッキリしています。

 

アップ写真

ねずこのアップ

撮影ボックスの利点は、明るさだけではなく背景がスッキリと綺麗に撮れるところでもあります。

 

自然光だとどうしてもカメラを持つ手の影が出てしまったり、下半分が暗くなってしまいます。

 

また、自然光も「曇りや雨」のドンヨリとした日であれば、当然、薄暗い写真しか撮れなくなります。

 

自然光の写真はとにかく天候次第で決まってしまうため、不安定すぎる撮影であると言えます。

 

その反面、撮影ボックスは四六時中(条件なし)撮影できます。当たり前ですが…

安定感があります。

 

悟空のミニフィギュア

孫悟空のミニフィギュア

フィギュアの凹凸などの「質感」に関しては、「自然光」で撮影した写真に魅力があると感じます。

 

ただ、背景の明るさや周りの影などを考えると、撮影ボックスの写真はスッキリしていて見栄えが良いです。

真上から眺めた悟空のフィギュア

こちらも撮影ボックスの写真は、髪の毛や服の「質感」がどこかへ飛んでしまっています。

 

自然光で描写されている髪の毛は、影もあって良い具合に凹凸もありますが、撮影ボックスでは、まるで「のっぺらぼう」のように凹凸なしに見えます。

 

正確な商品の状態(品質)を見せたいときには、撮影ボックスの写真は適さないケースが出てくるのかなと感じます。

 

室内の電球撮影

HZDのゲームソフト

室内(電球)で撮影したゲームソフトのパッケージ

出品写真でよく見かける雰囲気の写真?であると思います。

 

やはり室内で撮影する写真は、電球の反射が強く出ていてパッケージもピカッ(左上)となっています。

「PS4」のロゴやゲームタイトルの文字も見えにくいです。

 

右下もカメラを支える手の影が強く出てしまっています。

 

電球から離れた場所で撮影

室内で撮影したゲームソフト

部屋の電球が反射されない場所を探して撮影してみました。

少し電球から離れた場所に来れば反射もなくなり、影も目立たない写真が撮れるようになりました。

 

正直、個人の出品であれば、このような写真でもまったく問題ないと思います。

 

しかし、この写真…

実は「片手」撮影となります。

 

両手でカメラを支えながら撮影すると、

両手で撮影したゲームソフト

まるで、取り消し線が入っているかのような失敗写真になります。

 

やはり、電球下での撮影は本当に不安定な撮影であると言えます。

 

片手でも問題なく撮れる場合は、問題ない結果となりました。

 

撮影ボックスのゲームソフト

撮影ボックスで撮影したゲームソフト

部屋の電球撮影と同じようにゲームソフトを寝かせて撮影すると、撮影ボックスでもあまり魅力を感じない結果となりました・・

 

パッケージ下の箇所は絵や文字も見えないほど白く飛んでいます。

 

おまけに両端の空白部分まで見えてしまっています。

 

25㎝前後の小さい撮影ボックスではゲームソフトでさえも難しいようです。

 

ロケ
考えてみると、撮影ボックスも室内の電球撮影と近い状況でした

 

ミンナ
あまりキレイに撮れないもんだね

 

ゲームソフトを後ろに立てて撮影してみると、

ゲームソフトを立てて写真撮影

なんとか良い感じになりました。

 

ただ、わざわざ撮影ボックスを使用して撮るほどでもない感じです。

 

背景もボックス内の角っこがすべて見えていて、白一色でもないため、商品の魅力も半減してしまう雰囲気が出ています。

 

これならば部屋のどこかで撮影しても良いように感じます。

 

カード類

真上から撮影したマイクロSDカード

自然光で撮影した「マイクロSDカード」

こちらも上部は明るく、下部は影で暗くなっています。

 

撮影ボックスで撮影してみると、

撮影ボックスで真上から撮影したマイクロSDカード

もっと汚ねぇ・・結果に

まったく綺麗に撮れませんでした…

 

自然光よりも暗く影も強めに出ています。

 

ただ、今回使用した撮影ボックスは、真上に穴が空いていて真上からも撮影できるようになっています。

なので、真上からも撮影してみました。

 

結果は、

撮影ボックスで撮影したマイクロSDカード

とお~すぎ・・

そして、ちっさ・・

 

となりました。

このような小さい商品の場合は、真上から撮影できたとしても意味がないくらいの

小ささでしか撮影できませんでした。

 

ズームを使用して試みてみましたが、距離が短すぎるためピントも合わずに撮れないという結果に…

今回、マクロにも比較的強めのデジカメを使用しましたが、ピントが合わなかったため、ほとんどのデジカメでも同様に撮影するのは困難であるように思います。

 

■使用カメラ「SONY DSC-RX100M3」

 

このような写真は、一眼レフカメラのマクロに強いレンズを使用しなければ撮影は難しいように感じます。

 

カメラの性能によります

 

ケースに入ったマイクロSDカード

このような小さい商品は、自然光や室内の電球でも十分撮影できます。

普通にテーブル上で撮影するだけでもキレイに撮れると思います。

 

撮影ボックスを使用すれば何でもキレイに撮れるというのは間違いであるのが分かります。

 

ましかく+撮影ボックス

正面から見たねずこの表情

カメラなどの横長の商品以外は、すべて正方形(ましかくフォト)で撮影するのも

オススメです。

 

先ほどの「ゲームソフト」にしても「マイクロSDカード」にしても両端の空白部分が見えすぎているため、主役である商品の存在が散漫になってしまっていました。

 

なので、「ましかくフォト」で両端をカットして魅せたほうが印象が良くなります。

 

ましかくフォトにすることで商品にも全集中できて際立つこともできるため、

幅の狭い商品(縦長)は「正方形サイズ」がおすすめです。

 

撮影ボックスのメリット・デメリット

メリット

  • 自然光や電球に左右されずに安定した写真撮影が手軽にできる
  • 商品を中心に置くだけで、明るくて背景もスッキリとした写真撮影が可能
  • 商品イメージによって背景の色を変えられる

 

デメリット

  • 光の強弱が調整できないため、場合によっては商品の質感がなくなってしまう
  • 商品によっては光の反射が強く出る傾向がある(未開封などのビニールは反射しやすい)
  • カード類などの小さい商品は向かない・カード立てなどのスタンドが必要

 

まとめ

canon ixy200のデジタルカメラ

今回、撮影ボックスを使用して感じたのは、普通に出品する程度であれば、撮影ボックスは使用しなくても「とくに問題ないかも」ということでした。

 

ただ、頻繁に商品を出品する予定のある方は、やはり必需品であると言ってもいいように思います。

 

デジカメやビデオカメラなども「ただ置くだけ」で簡単に撮影できるため、時間短縮にも繋がります。

 

しかし、カメラに付属している充電器やバッテリー、ケーブル、箱などがある場合は、ビッグサイズの撮影ボックスが必要になります。

 

なので、ごく普通のペースで出品している人は、自宅にある良い感じの場所で撮影していっても良いように感じます。

 

撮影ボックスを使用したからと言って必ず良い写真が撮れて商品も「売れる」ということでもないように思います。

 

ただ、フィギュアやカメラにしても見栄えが良くなるのは間違いありません。

オークションであれば「高値になっていく傾向が高まる」ようにも感じています。

 

当たり前とも言える話ばかりではありましたが…

少しでも参考になれば幸いです。