
・LUMIX DC-TZ90ってキレイに撮れるの?
・どんな写真が撮れるのか知りたいです
という人向けの記事です。
今回は、パナソニックの人気デジカメ!・・と思われる
「 LUMIX DC-TZ90」を実際に購入してみましたので、レビュー紹介させていただきます。
また、今回の記事は「オート編」となります。
普通にシャッターを切ると、「このような写真が撮れる」を意識した写真を紹介しています。
結論から言うと、LUMIX DC-TZ90は、
「あらゆるシーンで活用できるオールラウンドプレイヤーのようなカメラ」でした。
また写真のコメントは個人の見解です。
文章もヘタクッソ(←こんな感じ)ですので、あくまで参考程度でご参照ください。
・天気:晴れ
・逆光
・天気:くもり
・高倍率ズーム
・DC-TZ90は「ここがスゴイ!」
LUMIX DC-TZ-90について
■簡易情報
- 2017年発売
- 2110万画素(総画素)
- 広角24mm – 望遠720mm(※35mm判換算)
- 重量:約322g(バッテリー&メモリーカード含む)
撮影方法
今回は、まるっと「カメラにおまかせ」の完全オート撮影
「iA(インテリジェントオート)モード」による写真を紹介していきます。
・「インテリなジェントルマン?」
・「アイヤ~?なんとか…」
と、分かりにくい呼び名でもありますが、フツーの「AUTO(オート)撮影」となります。
また写真は、近所の公園などで気ままに撮影したつまん・・いえ、
普通のスナップ写真です。
参考程度でご参照ください。
天気:晴れ
まずは公園風景と青空で試してみました。
カメラを構えて2,3秒で撮影したカンタン写真ですが、「明るさ・色」ともに好ましい描写で写し出すことができました。
「ピント合わせ」もスピーディーなため、ストレスフリーで撮影可能です。
ほんの少し明るさ不足を感じますが、「完全オート」でここまで撮影できれば、カメラ初心者の方でも使い勝手のいいカメラとなるのは間違いないように感じました。
逆光
すこし暗い写真となりました。
こちらの写真は、「逆光」で仕方ない面もありますが、もう少し暗所の部分が明るい描写として写し出されれば良いのになと感じました。
「写真は明るければ良い!」ということでもありませんが…、
もう少し実際に見た光景と近いヴィジョンにならないものかな・・と感じます。
やはり、理想とする写真を撮るには、明るさ調整ができる「露出補正」や
「明暗調整」、「フラッシュ」などの機能を手作業で調整しながら撮影する必要がありそうです。
逆光側の湖
日が暮れ始める時間帯に撮影した写真となりますので、明るさはちょうど良い感じがします。
ピントも容易に合致してくれるため、カンタンに撮影することができました。
こちらの写真は、なるべく水平になるように気を付けながら撮影をしましたが、
3~4秒程度の時間で撮影しています。
ルミックスのデジカメは、やはり手軽でカンタンに「良い写真が撮れる」と、つくづく感じます。
以前、ルミックスのデジカメを使用したのが15年ほど前になりますが、このときもルミックスのデジカメは、「魅力あるカメラ」「パナいい!」みたいに思っていました。
■関連記事:【カメラ】2006年のデジカメは「現在」とどう様変わりしたのか【検証】
ズーム撮影
ズーム撮影も写真がブレることなく、まったく問題なく撮影できました。
こちらの写真は、動く被写体であるにもかかわらず、大きくブレることなく写し出されています。
撮影したときに「手振れ補正の強さ」も感じました。
光学30倍ズーム
DC-TZ90は、35mm判換算で「望遠720mm」の30倍ズームで撮影できます。
「なに?30倍って?・・ワケワカメ」
「720mm?72㎝・・?んなワケないか・・」
「・・・ふ~ん、そ。」
と、30倍ズームと聞いても、まったくピンと来ない人も多いかと思います。
なので、「30倍ズーム」というのは、一体どのくらいのズーム力なのかを紹介していきます。
日中の月
空を見上げると、たまに見かける日中に薄っすらと見える「月」を30倍ズームで撮影してみました。
広角の写真(左)では、ダニレベルの小ささですが、30倍ズームで撮影すると、
ここまで大きく写し出すことができます。
こちらの写真も手持ちでいい加減に撮っte・・、いえ、気を付けながら撮影しましたが、写真はブレることなく撮影できました。
三脚を使用したり、全集中で手持ち撮影すれば、もう少しハッキリとした写真が撮影できるかも知れません。
今や1000mm以上の超望遠カメラが普通になってきているところもあり、720mmというのは、「中途半端なズームかも・・?」と思っていましたが、普段の記念用写真であれば、十分すぎるほどの写真が撮影できると、
感じざるを得ません
飛行機雲
青空のど真ん中で、飛行訓練をしている?のか分かりませんが、飛行機雲が見えたので撮影してみました。
こちらの写真も、ブレることなくラクラクで「30倍ズーム」できました。
ピントが合わないときもありましたが、2,3回半押しして試すと、ガッチリ合ってくれました。
青空一面に広がる中での細長い雲(被写体)の場合は、さすがに「オートフォーカス」の判断も迷ってしまうところがあるようです。
天気:くもり
くもりの日に撮影した「湖」の写真ですが、明るくて好ましい描写で写し出すことができました。
この日の雲は細切れのような多少ブツブツした形をしていましたが、そのブツブツ感が水面にもハッキリと写し出されています。
記事では写真を大幅に「リサイズ(容量軽く)」しているため、かなり見づらいですが、実際のオリジナルデータではくっきりと再現されています。
現在のデジカメでは当たり前の画質と言えるかもしれませんが・・
DC-TZ90の描写力はとても優れているものを感じました。
天気が「晴れ」の写真は、少し明るさ不足を感じる写真が多々ありましたが、
「くもり」の写真は、ちょうど良い明るさで撮影できるようです。
ズーム(くもりの日)
こちらの写真も、くもりの日に撮影した写真ですが、明るくて好ましい雰囲気の写真が撮影されています。
DC-TZ90は、曇りの日でもまったく問題なく撮影できるカメラであるのが分かります。(当たり前のレベルかも知れませんが…)
「30倍ズーム」も試してしてみましたが、写真もブレることなくキレイに撮影することができました。
左写真の景色では、一体どこに「カルガモ(右写真)」が写っているのか分からなく、まさに「イモトを探せ」状態ですが、望遠で撮影すると、まるで近くに寄って撮影したかのように「カルガモ」がハッキリと写し出されています。
コンパクトボディで、ここまでラク~に、ブレていない写真が撮影できるというのは嬉しいところだなと思いました。
飛行機
こちらの写真も広角側(左)では、まるでノミレベルの小ささですが、30倍ズームで撮影すると、どこの航空会社なのかはっきりと分かるほど(ブログでは見えません)
大きく写し出すことができました。
ピントもガッチリと合致して、ブレもほぼ無く撮影されているため、
本当に安心感を持てるカメラであると強く感じた瞬間でした。
ただ、写真が「暗め・・」なのが残念なところです。
撮影後にフォトショップなどの「写真編集ソフト」で調整できる人は問題ありませんが、使用しない方には、パッとしない写真として残すことになるのかなと思いました。
トンネル
とても短いトンネルで、暗~いトンネルではありませんが、すこし暗所のトンネルでも「明るさ・ブレ」ともに問題なくキレイに撮影することができました。
室内:エレベーター内
こちらのエレベーター内の写真も、電球が明るめでしたので、暗い環境下とは言えませんでしたが、室内の撮影もまったく問題なく撮影できました。
すでに30倍ズームでブレない写真を証明できてはいますが…「ピント合わせ」や「写真ブレ」まであらゆるシーンで安心して撮れるカメラであるのは間違いないようです。
マクロ撮影
DC-TZ90は、マクロ機能も逸品でした。
カンタンなピント合わせだけでなく、ギリギリまで近づいてもラクに撮影することができます。
このカメラを活用すれば誰でもステキな写真が撮れるのではないかなと感じました。
こちらの写真も、ただ花に近づいて撮影しただけのテキトぉ・・いえ、
普通に撮った写真です。
志村けんさんの「ひとみばあさん」のような腕ふりふりの…
「フンッ…フンッ、フンッ、フフッ~ん」
みたいな動きがある場合は、当然撮影するのは難しいと思いますが…、普通に撮る分には、カメラ初心者の方でもカンタンに撮影できるのは間違いないように思います。
晴れと曇り
天気が「晴れた日」と「曇りの日」では、このような写真となりました。
DC-TZ90は、晴れの日も曇りの日も、本当に安定した描写で撮影できるデジカメであると感じました。
2006年発売のルミックスのデジカメ「LUMIX DMC-LX2」もキレイに撮れていました。
当時は何も知らずに「横長サイズ」で撮影してしまっていましたが・・
15年ほど前から魅力ある描写で写し出すことができていました。
やわらかい描写が好きな人には向かないカメラかも知れませんが、
「デジカメ=ルミックス(パナソニックNo.1)?」と思ってしまうほど、
ルミックスのデジカメは魅力あるデジカメだったのだなと、15年経って感じました。
DC-TZ90のココがスゴイ!
このカメラを使っていて「スゴイ!」と思ったのは、
1メートルほどのソーシャルディスタンス(間隔)でも「望遠ズームのピントが合う」ところでした。
ほとんどのデジカメでは「望遠ズーム」で撮影した場合、近くの被写体にはピントが合わないものですが、DC-TZ90はある程度の距離が空いていればピントが合ってくれます。
これぞ「使い勝手の良いカメラ」を感じました。
写真(左)のような距離(約1メートル前後)でも、大きなズーム撮影ができます。
このような写真であったり、
このような写真がラクLUCK♪で撮れます。
わざわざ2,3メートルのソーシャルディスタンスを空けなくても、
1メートル前後(ある程度の距離・アバウトですみません)の間隔を空けるだけで、大きな望遠撮影ができるところが、「LUMIX DC-TZ90」のスゴイところであると感じました。
おわりに
どこか目立たない傾向のあるパナソニックのデジカメ・・(私だけかも知れません)
実際に「DC-TZ90」を使用してみて一番に感じたのは、『THE 安心感』でした。
撮影するシーンによっては、ピントが合いにくいときもありますが、
・ピント精度
・写真のブレ軽減
・明るさ・色
など、どのシーンでも思った通りに撮影できる傾向が高いため、とても安心して撮影できるカメラであると思いました。
「AUTO(オート)撮影」だけでなく、もっとあらゆるシーンで撮影していかなければ気づかない点も多々あるかと思いますが、今のところ私事ではありますが、
「ルミックス最強説」が心の中で流れています。
他のコンパクトカメラと比較すると、少し大きめのコンデジとなります。
ただ、ポケットに入る大きさで気軽に「オールラウンドプレイヤー」のように写真が撮影できるというのは、本当に重宝できるカメラであると感じました。
少しでも参考になれば幸いです。