・どんな動画が撮れるのか知りたい
・メリット・デメリットについても知りたいです
こんな疑問に答えます。
今回はアクションカメラ「DJI ACTION 2」を実際に購入してみましたので、
レビュー紹介させていただきます。
今回、ご紹介する動画は、主に普通(手軽)に撮影すると「こんな雰囲気で撮れる」
を意識した簡易動画となります。
まずはじめに、結論から言うと「DJI ACTION 2」は、
「ちょいちょい撮り用として実用性の高いアクションカメラ」
でした。
・・・は?ちょいちょい撮り?と感じられるかと思いますが…
理由は後ほど紹介しますが、簡単に言うと「短時間撮影に向いたカメラ」でした。
普段の「記念撮影」や「旅行」などで活用するには最適なカメラであると思います。
また、実際に使用していると「メリット・デメリット」も少なからずありました。
これから紹介する「動画のコメント」は個人の見解です。
文章もヘッタクゥ~ソ(←こんな感じですので)あくまで参考程度でご参照ください。
・公園風景
・マクロ(近接)性能
・歩きアクション
・ズーム
・逆光
・サウンド
・通常の動画撮影
・ココが注意
DJI ACTION 2について
■DJI ACTION 2 簡易情報
- サイズ:39×39×22.3 mm
- 重量:56g
- 防水性能:10 m・防水ケース使用の場合60 m
「DJI ACTION 2」は、他メーカーのアクションカメラ同様に
「小型サイズで持ち運びも抜群なカメラ」
です。
しかし、DJI ACTION 2カメラは、
「スマホとの連携が必須」
と言った不便な面も持ち合わせたアクションカメラでもあります。
正直、「なんでわざわざ連携しなくてはいけないのか・・?」と言った煩わしさがあります。
詳しくは、下記の記事もご参照ください。
【DJI POCKET 2】実際に撮った動画&写真レビュー【アクションカメラ】
着脱式のアクションカメラ
DJI ACTION 2は、カメラと土台を「マグネットでくっ付けて」使用も可能なアクションカメラです。
マグネット式の為、カメラを上に乗せれば「自然と装着可能」となっています。
そのため、セットするのは非常にかんたんです。
また、マグネットだけでなく「留め具」も付いています。
一度、装着すると指で少し押さえないと外れないような仕組みになっています。
レンズを土台の上に乗せると、マグネットにより自然とくっ付いて留め具も
装着(カチッと)できるようになっています。
そして、この2つを組み合わせた「高さ」は、わずか約『約8.6cm』
「大谷翔平」選手のミニフィギュアと比較してみたいと思います
うん、分かりやすい比較!
しかし今年はMVP逃して本当に残念・・!
超~分かりづらいわ!
逆に大きいカメラにも見えるし
あとMVPもまだ決まってないし!
・・・で、では500円玉で
500円玉×3枚分くらいの高さです。
このように2つを装着した状態であれば、カメラのホールド性も安定します。
ACTION 2は、カメラ本体が小型のため、当たり前ですが「液晶画面も小型」です。
そのため、カメラ操作は扱いやすいとは決して言えないところがあります。
ただ、とくに問題なく撮影できると言ったところです。
扱いにくいカメラかも知れません
と、いらない情報だったかも知れませんが…
これから公園で撮影した実際の動画を紹介していきます。
動画の途中、突然「子供の大きな声」が入ります。
公園風景
撮影した動画は「電源ON ⇒ 動画撮影」した完全オート(初期設定)の動画です。
一切調整なしの初期設定で撮影すると「こんな動画が撮れる」と、参考用としてご覧ください。
DJI ACTION 2は、ボディが小型なこともあり、一見「本当に十分撮れるのか?」と感じてしまいます・・・
しかし、撮影した動画を見てみると、細部まできちんと撮影されていて
「街並みや自然の景色などは、十分撮影できるカメラ」
であると感じています。
「旅行」などでも重宝しそうな画質だと思います。
マクロ(近接)性能
飛び回る2匹の蝶とコスモスの花
ACTION 2の「マクロ性能」をコスモスの花とチョウで試してみました。
実際、試してみたところ「マクロ撮影は撮れない」でした。
動画に出てくるチョウもスレスレまで近づいて撮影を試みましたが、
まったくピントが合いませんでした・・・
たとえば、
こんな感じで近づいたり、
自由にカメラを動かして、
このような動画は一切撮れません。
と、ワクワク♪
期待して購入しましたが、
まったく無理でした・・
ワクワク★してたのに…ロケさみしい
ってか、事前にちゃんと調べてから買いなさいよね!
いっつも無駄ばかり…(このブログと一緒だね)
・・・記事が少しでも参考になれば幸いです。
DJI ACTION2は、比較的自由にカメラを動かして撮影できることもあり、
様々なシーンで活用できるかもと期待していましたが、こういった近接撮影にはまったく「不向き」であると言えそうです。
ってか、アクションカメラでこんな動画撮りたい人
いるのかな?
え~、このような撮影は「難しい」とお気に留めください
と、やはり、
「アクションカメラ=主にスポーツ関連用カメラ」
となるため、近接撮影は検証するに値しないのかも知れませんが…
結果として「マクロ撮影はできない」となりました。
歩きアクション
ACTION 2を片手で持ち上げながら遊歩道を歩いてみました。
「ミニ三脚」も何も装着しない状態のカメラを、そのまま手でホールドして撮影した動画となります。
ボディが小型ということもあり、カメラを持ち上げながら撮影を行うと、
「けっこうブレるような・・?」
と思いましたが、なかなか安定した動画を撮影することができました。
ただ、手で持ち上げながら歩いて撮影する際は「ミニ三脚または棒状のもの」は必須です。
「いつ落とすか分からない」ヒヤヒヤ感を避けるためにもミニ三脚などは必須であると感じました
そー言えば、この前ダイソーで「ミニ三脚」見たよー
あんたそれにしたら?
いや…もう少し良いのが欲しいんだけど
ちなみに「ダイソー」や「セリア」でもミニ三脚は売られています。
わかった~?うぅん?
そーするよ、とりあえず グスッ
ACTION 2を長く使用していく予定の方は、なるべく最初から良いミニ三脚を購入されるのがおすすめです。
以前、GO PROで失敗したこともあり、「カメラ関係の道具」は、なるべくケチらないほうが後々良い場合が多いなと感じています。
原因はストラップの「滑り」と言うありえない理由でした…
なので、安価なアイテムはいろいろ「危ない傾向もある」と感じています
ま、でも1回100均の使ってみてね♪
それで決めようねー
ズーム
■DJI ACTION 2のデジタルズーム(動画)
・2倍 (> 60fps)、
・3倍(≤ 60fps、HorizonSteadyオン)
・4倍(≤ 60fps、HorizonSteadyオフ)
・・・と、一見「何だコレ?ミステリー」状態ですが、何も設定せずに
「電源オン⇒動画撮影」の初期設定では「4倍ズーム」になります。
なので、ACTION2は基本「4倍ズーム」で撮影できると考えても良いように思います。
また、ズームはハンディカムとは違い、操作しにくい傾向があります。
実際の動画を見ていただければお分かりいただけるかと思いますが、
ズームの調整(画面タッチ)少ししただけで、一気にズームされてしまいます。
すべては慣れやコツもあると思いますが・・、
ハンディカムのズームボタンのように滑らかな操作を行うのは難しい傾向があります。
ハンディカムのようには操作できないため、できれば、
「なるべく使用したくない機能」の一つであると感じています。
またデジタルズーム(かんたんに言うと画像の切り取り)のため、
画質の劣化が激しい面があります。
ズーム撮影は「操作しにくい」「画質の劣化あり」と、何かとデメリットが多いなと感じます。
逆光
「逆光気味+逆光」の景色を撮影してみました。
結論から言うと「思った通りの描写(暗め)・・・」でした。
ただ、ほとんどのカメラが、このような描写(暗め)になる傾向があります。
こういった描写が「普通」であるとして考えれば、とくに問題ない描写なのかも知れません。
オート撮影による逆光撮影は「少し無理が出てくる」と考えるのが無難であるのかも知れません。
サウンド(セミの鳴き声)
音の検証
ACTION 2のサウンド検証
セミがちょうど良い高さの木で鳴いていたので「動画の音」を試してみました。
音声用の「オプション品」なども何も装着していない状態の「音」になります。
「音」に関しても画質同様にとても優れているように感じます。
「再生時間56秒」は要らなかったと思いますが・・・
参考になれば幸いです。
通常の動画撮影
普段、何気なく撮影すると「こんな感じの動画が撮れる」といった参考用の動画としてご参照ください。
人気無いのナットク~♪ウフフ
下手なんだからしょうがないだろ
DJI ACTION 2で撮影する動画は「このようなイメージで撮れる」と少しでも参考になってもらえれば幸いです。
ココが注意
DJI ACTION 2には「意外な落とし穴」がありました。
実際に試してみたところ、連続で使用できた時間は「約24分」でした。
ただ、このときの「連続使用時間」とは、動画撮影を
「ちょくちょく撮影」したり「停止」したりの時間も含んでいます。
電源ONしたまま「撮影⇒ストップ」の繰り返しを行っていく感じです。
録画を止めずに連続で撮影した場合は、もう少し「早く停止する」のではないかなと思います。
ACTION 2は、しばらく使用していると、カメラが段々と熱を帯びてきます。
そして、突然「冷却時間が必要なメッセージが表示」されて、5分ほど使用できなくなります。
把握していません…
ただ、約5分ほどで再開することができました
ただ「アクションカメラ」として考えたとき、
長時間使用する用途で考えるほうが無理ある・・?
・・・なのかも知れません。
DJI ACTION 2は、主に
「ちょくちょく撮り用(間を置きながら短時間撮影に向いたカメラ)」
ACTION 2の購入を検討されている方は、連続使用(長時間撮影)は不向きなカメラとして検討されるのが良いかと思います。
いざと言うときに「撮れない」状況になる可能性あります
でも私だったら1回2~3分くらい撮影できれば問題ないかな~
10分でも撮れたら十分かも
毎回、10分以上連続して撮影する予定の方は、ACTION 2は「向いていない」可能性が高いように感じます。
メリット・デメリット
■メリット
- 小型カメラで持ち運びしやすい
- バッグやポケットに入れていつでも撮影できる
- 手振れ補正も強力で高画質な動画を撮影できる
- 電池の持ちも比較的良い
- 防水対応で安心
■デメリット
- 液晶画面が小さいため操作(設定)しにくい
- スマホと連携する必要がある
- 連続使用時間が短い
- ズーム性能がいまいち
ACTION 2は「スマホとの連携」や「連続撮影の短さ」など、いろいろ制限されるところがあります。
しかし、サッと取り出して「ちょこっと撮る」といった点では、とても優れたカメラであると思います。
これに尽きるかなと思います
だったら私はスマホでいいかも
なんでわざわざメンドーなの使わないといけないの?
(たしかにフツーに撮るならスマホかも)
ACTION 2は、普段の記念用(旅行など)でも十分活用できるカメラですが、やはり
「アクションカメラ=主にスポーツ関連」
の撮影で使用する『ちょこっと撮り用』なのかなと、実際使用してみて感じました。
しかし、スマホと比べると、DJI ACTION 2は、カメラ本体が「超コンパクト」であると言えます。
片手で持ったり、ヘッドに装着したり、床に置いてローアングルで撮影したりと、自由自在に撮影することができます。
しかし、使い方を誤ると・・・
暗くてよく見えんかったけど
マクロ弱いし…
早く削除しなさいねー
さもないと…キラリ★
笑顔で言われると恐い・・・
となってしまいますが…
しかし、ACTION 2は「自由自在に撮影できる」ところがあるため、時にはあまり見ないような構図で撮影できます。
つまり「映える」動画や写真が撮れる可能性が高いなと感じています。
マクロ性能が弱いのが残念ですが・・・
また至る所にカメラをセッティングすることができます。
(ある意味で危ない使い方ができそうで怖いですが)
いろいろと撮影幅が広くなると言った利点を感じています。
おわりに
DJIのアクションカメラは、基本スマホとの連携が「必須」となります。
正直「スマホと連携しないと使用できない」と言うのはどうなのかな・・?と感じます。
しかし、ACTION 2は小型カメラでありながら、十分な画質で撮影できるところが魅力です。
DJI ACTION 2は「買って損なし」なカメラであると思います。
ただし、15分以上の連続撮影やマクロ撮影、ズーム撮影など、あらゆるシーンで活用する予定のある方は、避けるべきカメラであると感じます。
少しでも参考になれば幸いです。