今回は、2002-2004年に撮影したデジタルカメラの写真を紹介していきます。
本記事は自由につぶやき感覚で書いている「エンタメ」寄りの記事となります。
流し読み程度でご参考になさってください。
1998年~2020年までの22年間でデジカメ写真は、どれほど「写り(画質)」は変化していったのかをシリーズでかんたんに検証しています。
2回目の今回は、2002年から2004年までのデジカメ写真を紹介します。
また結論を先に言いますと、
なので、「こんな写真が撮れていた」という感じでご覧ください。
デジカメ紹介
今回、使用したデジタルカメラ
■デジカメの機種と発売年
- FUJIFILM FinePix S602(2002年)
- SONY Cyber-Shot DSC-F828(2003年)
- FUJIFILM FinePix F610(2004年)
2002年
FUJIFILM FinePix S602
もうすぐ日没
18年前のデジカメにもかかわらず「今」のデジカメとさほど変わらない描写で写し出されていました。
ただ写真を拡大すると、画質は正直「荒い」なと感じます。
また現在の写真と比べると、やはり写真の奥深さが不足していて「浅い」感じを受けます。
海辺で楽しそうに遊ぶ親子
ただパシャリと撮影した写真ですが、夕暮れ間近な時間帯にもかかわらず、写真もブレることなく撮影されています。
写真の明るさや色なども良い感じです。

夕日
けっこうキレイに撮れていました。
夕日も円形で描写されていて、夕日らしいオレンジ色も実際の光景と近いように感じます。
細かく言えば「描写は甘い」となりますが、ふつうに見る分には良い感じの写真と言えると思います。

望遠撮影
小さいサイズで見る分にはさほど問題のない写真だと思います。
正直、キレイな写真とは言えませんが…
ただ、18年前のデジカメでもこれだけ撮影できていたのだなと驚きます。
コスモスの花々
こちらの写真は軽くレタッチ(補正)済みの写真となります。
写真の「明るさ・色」を調整しています。
また「超広角フィルター」を装着して撮影した写真となります。
写真は、一見今でも通用できる写真として写し出されていますが、やはり「拡大」すると初期のデジカメだな・・と言うようなギザギザな画質が目立っています。

けっこういい感じで撮れるときもあれば、まったく良い感じで撮れないときが多かったのが、約20年前のデジカメでした。
2003年
SONY Cyber-Shot DSC-F828
青空と雲
17年前からソニーのデジカメは、良い感じの雰囲気で写し出されていたようです。
青空の色や明るさなども好ましい描写で写し出されています。
ただ、現在のカメラと比べると、やはり少し描写が甘いせいか平べったい感じを受けます。

でも私は全然OKかな
ハイビスカスとシーサー
ハイビスカスの「おしべとめしべ」にもちゃんとピントが合って撮影されています。
17年前からすでにマクロ撮影の「ピント能力」もかなり優れていたようです。
青空も花の色もとても好ましい描写で写し出されています。
青い海
17年前からかなり良い描写で写し出されていた…
ほとんどフォトギャラリーだよ
写真補正を行えば、18年前のデジカメであっても「ホームページ・ブログ、インスタ用」であれば、今でも通用できるのではないかなと感じます。

2020年6月の売り上げトップ10(価格.com調べ)を見ても、2014-2017年などの数年前に発売されたデジカメが数機種もランクインしています。
なので、デジカメは数十年前または2014年以降からすでに改善の余地が難しいほど「ほぼ完成」しているのかも知れません。
青い海➁
■オリジナルフォト
■レタッチ後
この頃は何も分からずにすべて「オート」で撮影していました。
そんな素人が17年前のデジカメで撮影した写真であっても「レタッチ」することによって、今のデジタルカメラで撮影した写真とほとんど変わらない写真へと生まれ変わらせることができるように感じます。
もちろん10年以上前のデジカメが良いと言っている訳ではありません。
■2003年発売「ソニー Cyber-Shot DSC-F828」

もう記憶に無いぐらいでしょ
・・と、言ってもおかしくないような写真であるように思います。
2004年
FUJIFILM FinePix F610

【カメラ】2002-2004年のデジカメ写真は「今」とどれだけ変わったのか?【検証】:おわりに
前回の記事「1998-2001年のデジカメ」でも紹介しましたが、デジカメは今から約18~19年ほど前から既に現在のデジタルカメラと比較しても大して差を感じない写真画質が誕生していたようにも感じます。
現在の「デジカメ(スタンダードタイプ)」と比較して、大きく違うなと感じるところは、
- ISO感度の向上
- 超高速連射
- 手振れ補正
- HDR撮影
- HD・4K動画撮影
- カメラの軽量化
- 電源オンからの起動速度
と言ったことぐらいかも知れません。
