・初心者でも使いこなせるのか知りたい
・メリット・デメリットも知りたいです
という人向けの記事です。
今回は、アクションカメラ「DJI POCKET 2」を実際に購入してみましたので、レビュー紹介させていただきます。
記事で紹介している動画や写真は、普通(かんたん)に撮ると
「こんな感じの動画や写真が撮れる」を意識した映像を紹介しています。
比較的、参考になりやすい「動画・写真」を意識しながら撮影したものになっていると思います。
まずはじめに結論から言うと、アクションカメラの「DJI POCKET 2」は、
「自撮りに向いたアクションカメラ」であると感じました。
もちろん、自撮りだけでなく、普段の「記念撮影」や「旅行」などでも十分活用できるカメラでもあります。
ただ、実際に使用してみると、やっぱり「自撮り向きのカメラ」と言っても良いのかなと感じました。
これから紹介する動画や写真のコメントは個人の見解です。
文章もヘッタークソ~(こんな感じです)ので、あくまで参考程度でご参照ください。
・実際に撮影した動画
・マクロ(近接)性能
・ズーム性能
・HDR撮影
・手振れ補正
・DJI POCKET 2のフォト性能
・ココがNG!写真撮影も設定が必要
・DJI POCKET 2=人物&自撮り用カメラ
DJI POCKET 2について
スティック型のアクションカメラ「DJI POCKET 2」
■簡易情報
- 2020年10月21日発売
- 画質:4K
- レンズ焦点距離:20mm
- 静止画有効画素数:6400万画素
- 重量:117g
外観サイズは、
・幅38.1 x 高さ124.7 x 奥行30 mm
キン肉マン消しゴムと比較
って、ぜんぜん分からんわ!
ふぅ~
・・・そ、それでは500円玉で比較してみます
スティック型で「高さ」があるため、あまりコンパクトサイズのようには感じないかも知れませんが・・・
実際に撮影した動画
ちょうどヒマワリが見ごろを迎えていましたので、「ひまわり畑」でいろいろ試し撮りしてみました。
天気は「曇り」で近くでは野球の試合の歓声や車の走る音、話す声などなど聞こえてきますが・・・
「このような動画が撮れる」と参考程度でご参照ください。
また、動画はすべて「オート」で撮影しています。
マクロ(近接)性能
■マクロ撮影の見本動画
マクロ性能は「近くに寄って撮影できない」でした。
マクロ撮影は「あまり向かない」と言っても良いかと思います。
デジカメのように撮影することはできませんでした。
ズーム性能
■8倍ズーム
DJI POCKET 2は、「最大8倍ズーム」で撮影可能です。
ズームと言っても光学ではなく「デジタルズーム(画像の切り抜きみたいなもの)」となります。
ズーム力もあまり無いため、マクロとズーム撮影は、あまり多用できないように感じました。
HDR撮影
■通常撮影とHDRの比較動画
すべて簡易な撮影と動画編集による見本動画となりますが・・・
「通常」と「HDR」撮影の違いが少しでも参考になれば嬉しいです。
動画を見ていただくと一目瞭然ですが、DJI POCKET 2の「HDR」撮影はとにかく画角(見える範囲)が狭くなります。
なんで「ここまで画角が窮屈になるの・・・?」といった感じです…
広大な風景などを撮影したい場合は、あまり向かない機能であると思います。
手振れ補正
少しデコボコした道を歩きながら試し撮り
手振れ補正も強力な感じで大きな乱れもなく、スムーズに撮影することができました。
スティック型ということもあり、カメラのホールドもし易いため、簡単に撮影することができます。
軽いから腕の負担も少ないし
正直、オプションで販売されているミニ三脚なども通常の撮影をする分には、あまり必要ないように感じます。
三脚を付けるとカメラの重みが増してしまうこともあり「自撮り」以外では、必要無いように思います。
DJI POCKET 2のフォト検証
ひまわりを「フォトモード」で撮影
少し逆光気味でしたが、極端に暗い写真になることもなく、ほとんどデジカメと変わらない描写で撮影することができました。
アクションカメラで撮影した写真とは思えないほど、十分な写真を撮影できます。
後ろの背景の「ボケ具合」もいい感じです。
普段のちょっとした記念撮影では十分活用できそうな描写力であると感じます。
青空も緑も好ましく感じる写真を撮影できました。
デジカメで例えると、2,3万円前後のデジカメと同等の写真が撮れるように感じます。
お散歩カメラとしても十分活用できると思います。
通常撮影とHDR
DJI POCKET 2は「HDR」の写真も撮影可能です。
HDR撮影を行うと、全体が引き締まった感じになることもあり、風景や旅スナップなどでも十分活用できそうです。
スティック型のボディだと写真も撮りにくいかなと思いましたが、意外と安定したホールディングで撮影することができました。
デジカメとあまり変わらない安定感で撮影できると思います。
ココがNG!写真撮影も設定が必要
■右下に傾いた写真
DJI POCKET 2には3つの「ジンバルモード」という機能が付いています。
- フォロー
- チルト固定
- FPV
正直、最初はナニコレ・・・?という感じです。
ジンバルモードの詳細は、公式サイトをご覧ください。
https://store.dji.com/jp/guides/three-gimbal-modes-osmo-pocket/
しかし、この機能がある影響で設定を変更していかなくてはいけません。
GO PROやデジカメのように電源オンしてパシャリ!とはいかないところがあります。
モード変更しないと、いくら写真を水平に保とうとしてもレンズが勝手に動いてしまい上手く撮影することができません。
■8倍デジタルズーム
記事で紹介している写真(リサイズ済・小さいサイズ)では、かなり分かりづらいですが・・・
ズーム機能は動画・写真ともに「画像の劣化が激しい」です。
正直、ズームはあまり多用しないほうが良いように感じます。
電源オン=自撮りモード
DJI POCKET 2は「電源オン=自撮りモード」で始まります。
※何かのコツや設定がある可能性あり
なので、自分以外の記念写真やスナップなどを撮影したい場合は、いちいちレンズの向きを「180℃」半回転させないといけません。
こちらも正直「自撮り以外」を撮りたいときにすぐ撮れないこともあり面倒であると感じます。
スマホとアクティベートする必要あり
DJI POCKET 2は、スマホと「アクティベート(有効化・活性化)」しなければいけません。
DJI POCKET2のアクティベートとは簡単に言うと、スマホと連携して「認証」しないと「POCKET2は使用できませ~ん」といった機能になります。
Windows10で例えると、PINコードを入力しないと「パソコン開けないよ~」と言った
ざぁけんじゃne・・・いえ、「なぜなのでしょうか…?」と言った感じの機能と一緒です。
POCKET 2に関しては、スマホが対応していない方は、スマホを対応した機種へと変更しない限り使用することができません。
また、「DJI Mimo」と言う専用アプリも『GOOGLE PLAY』からダウンロードすることができなく、DJIの公式サイトからアプリを直接インストールするようになっています。
ここも正直、なんか信じても良いものか・・・と言った不安を覚えるところもあります。
この時点で面倒くさいのオンパレード・・・!
なぜこのような制限を設けるのか理解に苦しむところがあります。
正直、手軽に使用できないアクションカメラと言っても良いように感じました。
DJI POCKET 2=人物&自撮り用カメラ
DJI POCKET 2は「自撮りに向いたカメラ」と言っても良いのかもしれません。
毎回、電源オン(起動)すると、液晶画面には「自分の顔」が映るところから始まります。
外の景色を撮りたいときは、レンズを「逆方向へ移動」しなくてはいけません。
ちょっと一苦労・・・といった感があります。
また、ジンバルモードを変更しないと写真が水平にならない・・・いざというときにパパっと撮影することができません。
めんどー!って感じです。
お顔チェック~
スマホとの連携も考えると「手軽に使用したい人には向かないカメラ」と言っても良いかと思います。
なので、DJI POCKET 2は「自撮り用」や「自撮りのYouTube配信用」として最適なカメラであると感じました。
まとめ
DJI POCKET 2は、手軽にキレイな動画や写真を撮ることができる優れたカメラであると思います。
カメラのホールド性も良く安定した動画を撮影することができます。
動きのある撮影にも強く、明るさも良い感じで撮影できることもあり、長年、重宝するカメラとなるようにも感じます。
ただ、その反面、ジンバルモード選択やレンズの逆方向の設定など・・・なにかと手間のかかるカメラでもある印象です。
少しでも参考になれば幸いです。