今回は、トイデジカメの「PIENI(ピエニ)」で撮影した写真を紹介していきます。
・普通に撮影したらどんな写真になるのか知りたいです
という人向けの記事です。
雑貨屋などで約3000円前後で売られているトイデジカメ「PIENI(ピエニ)」。
131万画素の「写真撮影+動画」も撮れるデジタルカメラです。
・撮影方法のちょっとしたコツ
・写真紹介
・動画紹介
「ピエニ」について
フィンランド語で「小さい」という意味を持つ「PIENI」。
幅約5.1cm×高さ3.6cm×奥行1.8cm の極小デジカメです。
もっと誰もが分かる物にしないと
・・では、
「100円玉」と「単三電池」で比較してみました。
最初、ミニチュア模型が起動して「撮影できる」といった驚きを覚えるほどの小ささを感じました。
使いこなすコツ
ピエニは、一応デジカメですが、液晶画面はありません。
なので、ファインダーを覗いて撮影することもできません。
ファインダーを覗き込んでも、モヤモヤっとしています。
まるで万華鏡を見ているかのように屈折しているため、奥の状態が見えない状態となっています。
なので、すべて『勘』で撮るカメラとなります。
ただ、手を伸ばしながら「遠目」でファインダーをチラッと覗くと、薄っすらと撮りたいシーンの一部が見えてきます。
まるで、針に糸を通すような感覚に近い気もします・・
オッサン化したな・・と思ってたんだよね
・・と、傍から見ると小っちゃな物を持って何をやっているのか分からない不審者と思われてしまう可能性もあります。
この方法は、女性なら問題ありませんが、男性の場合、近くに人がいた場合は、要注意です笑
「遠目+チラ見」で撮りたいシーンを判断していけば、ある程度は理想通りの写真が撮れるようになります。
「電源ON」の判断
ピエニの撮影で難しいなと思うのは、ファインダーで撮影できないことと、もう一つの厄介ごとがあります。
それは「電源オン」になっているかどうかの判断です。
室内であれば簡単に「電源オン」の把握ができますが、屋外に出ると、かなり見えにくくなります。
太陽がサンサンと出ている日は、確認がとくに難しいです
写真ではハッキリと点灯されていますが、屋外に出るとかなり判断しずらくなります。
ピエニは動画撮影もできるため、「点灯」確認が把握できないままシャッターを押してしまうと、写真ではなく動画撮影になってしまう可能性があります。
- 赤点灯:写真
- 青点灯:動画
そのため、カメラ「電源オン」の確認は、ちょっと大袈裟かも知れませんが、けっこう重要なものになってきます。
撮影の際は、上記写真の「写真左上」のように、カメラを「斜めに」傾けて確認する方法がオススメです。
カメラを斜めにすることによって、屋外でも電源ONの証しである「赤い点灯」が把握しやすくなります。
背面側を正面で見ると「赤い点灯」の確認は難しいと言えます。
ぜひ、お気を付けください!
なにトイデジで熱く語ってんの・・
恥ずかしいわ~
撮影の際は、カメラを斜めに傾けて「点灯確認」がちょっとしたコツです。
それでは、「131万画素」のトイデジは、どのような写真が撮れるのか紹介していきます。
公園入口
まずは公園入口をパシャリ!
どんな写真が撮れるのかワクワクしてましたが・・こんなカックカクでした。
こちらの写真は、ファインダーを覗かず「勘」で撮影しましたが、斜めに傾くこともなく、普通のカメラと同じように撮ることができました。
また、記事の写真はこちらの大きさで見ていただいてますが、「ノートPC」や「デスクトップ」で写真を拡大して閲覧した場合、さらにカックカクな描写になります。
ファミコンの「マリオ」を思い出す描写です。
まさに、きったなぁ~写真だよ
トイカメラなので、画質が悪いのは「当たり前」ともいえます。
ただ、まるで22年前(1998年)に発売された「35万画素」の初期デジカメのような画質にも見えます。
35万画素デジカメ(1999年撮影)
写真を見る限り、おそらく「35万画素」のデジカメと同等の描写なのではないかなと感じます。
21年前のデジカメは、写真サイズが「640×480ピクセル」でした。
そして、ピエニは「1280×1024」のため、その分どうしても画質が荒く見えてしまうところがあります。
なので、小さいサイズで見ると、21年前のデジカメのほうが一見キレイに見えますが、写真サイズを考えると、同等の写真画質であるようにも感じます。
どうでもいいよ・・
つまらんわ~
…と、似たり寄ったりな写真であるなと感じました。
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やはり、ボディが小さいこともあり、たとえ「131万画素」あったとしても、比較的大きさに余裕のある「コンパクトカメラ」のように綺麗な写真を撮ることができないのだと思います。
くっだらな~~~!
トイカメで熱く語んないで
・・小さいので、しょうがないですね
サッカーのグラウンド
「これは写真・・?」と感じる描写になりました。
まるで「ファミコン」のゲーム画像みたいです
昔のカラーテレビみたい
このシーンでは、アート風の写真さえ難しいような描写となりました。
庭園の池
なんとか全体像が分かる感じの描写です。
普段とはまた違って見える世界を切り取ることができるのが「トイカメラ」の魅力なのかなと感じます。
寄ってきたコイ
このようなシーンは、トイカメラの描写が「なんか良い/ 魅力ある」という感じを受けます。
ハッキリと写さないボヤっとした世界観を再現するのに適したカメラなのかも知れません。
シャッタースピードが遅いため、ブレブレになっていますが、それがまた写真に良い味を出しているようにも感じます。
流れる水
どんな写真にしても、すべてぼんやりと分かる程度です。
一昔前のゲーム画像の世界観を思い出させる描写となりました。
花
「ピエニ」は、花の撮影に適したカメラなのかも知れません。
花の写真は、景色の写真と比べると、明確(キレイ)に写し出すことが出来ているように見えます。
ピエニのトイデジは、近接(マクロ)撮影を中心に撮影していけば、レトロ感を感じる味のある写真が残せるような気もします。
景色等の写真は、カックカクですが、近くにある被写体に関しては、比較的ハッキリと写し出してくれる傾向があるようです。
このような写真もファインダーから「薄っすらと見える光景」を頼りに撮影していくことによって、比較的、狙い通りの写真が撮影できます。
ただ、このカメラはやっぱり「心眼」でパシャパシャ楽しむカメラなのかなと感じます。
「写神」にナリマ~ス
あんたは「写心」
心を鍛えなさいよ!
チッ
すみません
すべて「勘」で撮影して宝箱を空ける感覚で「どんな写真が撮れているんだろう?」を楽しむカメラとして利用していくのも面白いのかなと思います。
看板
こちらの写真は、「看板全体」が入るように撮影したつもりでいましたが、まったくズレていました・・
ただ、これはコレで面白いのかも知れません。
も、いいよ
・・と、やっぱりトイカメラといえる写真でした。
おわりに
トイデジカメは、景色よりも「近くにあるモノ(被写体)」を撮影するのに適したカメラなのかなと感じました。
近くに寄って撮影した写真は、比較的ハッキリと写すことができましたが、景色は写真全体にモザイクがかかっているかのような描写にも見えます。
記事では好き勝手書いてきましたが、この記事のようにトイデジカメも好きなように自由に使用していくのが一番楽しいのだと思います。
少しでも参考になれば幸いです。