・比較して「違い」を見てみたいです
という人向けの記事です。
今回使用する「デジカメ」と「スマホ」はこちらです。
- デジカメ:KODAK PIXPRO FZ43
- スマホ:ASUS Zenfone Max Pro M2
8千円台のお手頃価格のデジタルカメラと
4万円弱で購入した「スタンダード」なスマホで撮影した【比較写真】を紹介していきます。
普段、カメラを趣味ではなく記念用として何気なく写真を撮っている人は、
スマホ起動⇒「パパッと撮影」というのが当たり前になっているかと思います。
なので、今回の記事ではカメラをサッと取り出して、パッと撮影すると
「どんな写真になるのか?」を意識しながら撮影した写真を紹介しています。
撮影方法
今回はデジカメもスマホも、かんたんに撮影できる「完全(自動)オート」による写真を紹介しています。
パパっと撮影した超かんたん写真を紹介してます
かんたんですが、「比較用」としてご参照ください
一寸見で「へぇ~、ふ~ん」な感じでご覧ください
家族の絵が描かれた壁沿いの道
写真は、
- 左:デジカメ(KODAK PIXPRO FZ43)
- 右:スマホ(ASUS Zenfone Max Pro M2)
となります。
2枚を比較してみると、
右写真の「スマホ」は明るく写し出されています。
デジカメもしっかりとした描写で写し出されてはいますが、
スマホと比較すると若干暗めです。
どんな写真も明るければ「良い」ということではありませんが、明るくて楽しい雰囲気が出ている写真はやっぱり好ましいように感じます。
ただ、「空と雲」の描写については、デジカメは「ハッキリ」と写し出されていますが、スマホは雲の輪郭がなくなるほど「白く(明るく)」飛んでしまっています。
グリーンイエローの電車
こちらの車庫で停車中の電車も「スマホ」は明るく写し出されています。
デジカメは、全体が暗めで、とくに影の部分が「真っ暗・・」という感じがでています。
電車の色は、デジカメが好ましい感じですが、全体の明るさを考えると、
やはり「スマホ写真」が好ましいのかなと思います。
別カット
別角度で撮影してみたところ、デジカメが打って変わって明るい写真になりました。
駅のホーム
この写真もスマホで十分といった感じです。
デジカメはとにかく影の箇所(日陰)が暗めです。
まったくないね・・
スマホで十分じゃん!
シーンによっては、暗所部分が強く出ているほうが引き締まった感じがあり、良いケースもありますが、普段の記念写真で「暗い」写真と言うのは魅力が半減してしまうなと感じます。
雲と空
青空を撮ると、色がぜんぜん違いました。
スマホは少し「黄色交じり」ですが、デジカメは「青」といえる描写で写し出されています。
2枚を比較すると、やはりデジカメが好ましいのかなと感じます。
別カット
この写真ではスマホもいい感じで写し出されています。
デジカメの「青空」は、スマホと比較すると、青色が強調されていて好ましい感じではありますが、やっぱり全体が暗めです…
スマホもやはり「黄色寄り」が全面に出てしまう傾向があるようです。
正直、2枚とも魅力ある描写とは言えない感じですが、全体で比較するとスマホが好ましいのかなと感じます。
駅で停車中の電車
こちらもスマホでぜんぜんOK !といった写真になりました。
とくに駅ホーム内(左下)の明暗差が、スマホは適正な明るさで写し出されています。
デジカメはこの写真でも「ちょっと暗め・・」であると感じます。
土手
こちらの写真…、
デジカメは、とにかく「暗い」としか言いようがありません・・
こちらのシーンでもスマホがなんとか良い感じです。
別カット
デジカメは、別シーンでもとにかく「暗め」ですね・・
まるで「真っ暗な世界」を再現したいのか・・?と、感じてしまいます。
スマホも良く撮れているとは言えませんが、デジカメと比較すると魅力を感じます。
ただ、「雲」の描写に滑らかさがなく「ギザギザ感」が出ているのが残念なところです。
スマホは滑らかさに欠ける
写真を拡大したものですが、とくに雲の滑らかさという点ではデジカメが優れています。
スマホは滑らかさに欠ける「カッチカチ」な描写です。
●【2ステップ】のかんたん操作で明るい写真を撮ることができるようになります。
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橋
こちらの写真でもスマホが優れているのかなと感じます。
スマホは橋下の暗い箇所も目視で確認できるほど明るく描写されています。
デジカメは、このシーンでも「暗・・」という感じです。
デジカメは「オートで撮影するものではない?」のかなと、考えてしまうほどです。
トンネル
この写真ではデジカメが「黄色」寄り(WB高め)になりました。
その反面、スマホは目で見たままの光景に近い描写で写し出されています。
また、デジカメは少し写真がブレてしまっています・・
スマホと同じように撮影したつもりですが、デジカメは描写が甘くなっています。
やっぱあんたの腕が「ひとみばあさん」なんじゃないの?
・・って、だから違います
(そう信じたい…)
同じシーンを3枚撮りましたが、すべてブレている写真しかありませんでした・・
デジカメは、「薄暗い場所」で撮影する場合は、
本当にしっかりとカメラをホールドするか三脚で固定して撮影しなければ難しいと言えそうです。
その反面、スマホは起動してササっと「2~3秒」で1枚撮っただけですが、とくに問題ない写真として撮影されています。
カメラのほうが、なんか撮りにくいような・・?
・・くっ。
湖
PIXPRO FZ43で優れているところは、青空の「再現性」なのかなと感じます。
スマホと比較すると、ここでもデジカメは「青空と雲」がキレイに写し出されています。
なんかしょぼいよね~
まじゴン箱行きー
って違う!そこまでしょぼくないでしょ
フワちゃんかっ
コスモスと青空
コスモスの花は、スマホが優しい色で描写されています。
デジカメは、この写真でも青空が青々としていて好ましい描写であるなと感じます。
ただ、青空がまるで「ディープブルー」のように少し濃すぎる傾向があるところが気になります。
近接(マクロ)
このシーンでは、スマホの実力を十分感じられる写真が撮れました。
また、デジカメよりもスマホのほうが背景が少し強めに「ボケ」ています。
そのため、主役であるコスモスも引き立っているように見えます。
安価なデジカメではありますが、こういった写真を見ると、
デジカメの「メリットとは何だろう?」と感じてしまいます。
おわりに
今回、使用したデジカメとスマホの「オート撮影」では、
- デジカメ=暗い写真
- スマホ=写真全体の「黄色系」が強め
という特徴がありました。
スマホ写真もシーンによっては、デジカメよりも明るくてキレイな写真が撮影できますが、写真全体の色や雲などの描写にみえる「ギザギザ感」などを考えると、
やっぱり「デジカメ」が優れているのかなと感じます。
デジカメも「自動オート」ではなく、ひと手間加えたのかんたん操作で、明るくて魅力ある写真を残すことができます。
スマホも調整次第ではキレイに撮れると思いますが、
ただ調整を加えたデジカメ写真にはまだ及ばないのかなと感じました。
少しでも参考になれば幸いです。