ビジネスメールで役立つ正しい「敬語」を一つにまとめました。
ビジネスメールの書き方(敬語)は、毎回、状況によって大きく変わってきます。
「こんな時、どんな言葉が適切なのだろう?」
と、分からないとき、1つ1つの言葉をネットなどで検索していくのは、なかなか時間を要します。
となると、けっこう大変です
なので、今回、比較的かんたんに言葉を探し出せる
を作成してみました。
下記の一覧表の言葉から正しい「ビジネス敬語」を見つけてご活用いただければ幸いです。
個人的に経験して学んでいった言葉となります
あくまでも参考程度に留めてください。
知っておいて役立つ敬語集を「あ~わ行」順で紹介しています。
ビジネスメールで役立つ敬語集
■あ~わ行順
ビジネスシーンによって使う言葉は、無数に変わってきます。
「あ~わ行順」で始まる言葉もあくまで目安となります。
例:「対応してます」
の言葉だと、
正しい敬語「ご対応可能でございます」
この場合、「ご対応」の1文字目である『ご(か行)』ではなく、最初の言葉である対応の「た」の『た行』で紹介しているといった感じです。
何か参考になる「敬語」が見つかれば幸いです。
以下、「太字」が正しい敬語となります。
あ行
・あとで連絡します
「後ほどご連絡申し上げます」
・あなた(〇〇〇)に褒められて嬉しいです
「〇〇さんにお褒めの言葉をいただけるなんて、光栄です」
または、より丁寧だと「光栄です」を
「光栄に思います」
「光栄に存じます」
その他、
「そのようなお言葉をいただき、恐縮です。」
「そのようにお褒めいただき、恐縮です」
「もったいないお言葉、ありがとうございます。」
「身に余るお言葉をいただき、ありがとうございます。」
・あなたの意見が知りたいです
「〇〇についてご意見を伺いたく存じます」
・忙しいときにメールありがとう
「ご多用の所、メールをありがとうございます。」
・忙しいのに時間作ってくれてありがとう
「お忙しいところお時間を割いていただき、ありがとうございました。」
・いつも世話になっています
「いつもお世話になっております。」
3回以上、お会いしている人に対しては、
「いつも大変お世話になっております」
より丁寧だと、
「平素より大変お世話になっております」
・いつも利用してくれて感謝です。またお待ちしてますので、これからもよろしくお願いします
「いつもご利用いただき、誠にありがとうございます。今後ともご贔屓のほどよろしくお願いします」
「日頃からご贔屓いただき、深く感謝いたします。またのご利用をお待ちしております」
・急いでないので時間が空いた時にでも連絡ください
「急ぎではございませんので、お手すきの際に、お返事を頂けましたら幸いです」
・今、時間大丈夫そうですか?
「お忙しいとは存じますが、お時間いただけますでしょうか」
「少々お時間いただいてもよろしいでしょうか」
・いろいろと迷惑かけてすみません
「至らない点ばかりで申し訳ございません」
・今すごく大変なときなのに連絡ありがとうございます
「大変なときにご連絡を頂きありがとうございます。」
・いつも来てくれて(注文・依頼など)ありがとうございます
「お引き立てをいただき誠にありがとうございます。」
より丁寧だと、
「お引き立てを賜り誠にありがとうございます。」
・忙しいところ悪いですが、返信お願いします
「なお、ご多用中のところ大変恐縮ですが、○月〇日までにご返答をいただければ幸甚です。」
・一度、確認をお願いします
「今一度ご確認いただきたくお願いします」
「今一度お確かめください」
・受け取ってください
「お納めください」
「どうぞお納めください」
「お納めいただければ幸いです」
「お納めくださいますようお願い申し上げます」
メールの添付ファイル等は、
「ご査収ください」
・選んでください
「お選びください」
「お選びいただけますでしょうか」
「お選びいただきたく存じます」
「お選びいただきたく、お願いいたします」
「お選びいただきますようお願い申し上げます」
「お選びくださいますようお願い申し上げます」
「お選びいただければ幸いです」
・お久しぶりです。数年前はありがとうございました
「ご無沙汰しております。過日は大変お世話になりました。」
「ご無沙汰しております。その節はありがとうございました。」
・折り返し連絡ください
「折り返しご返事をいただきたくお願い申し上げます。」
・教えてほしいです
「お教えいただきたく存じます。」
か行
・確認ありがとうございます
「お忙しい中、ご確認頂きありがとうございました。」
「お忙しい中、ご確認して下さりありがとうございました」
・確認お願いします
「ご確認のほどよろしくお願いいたします」
より丁寧に言うと、
「ご確認くださいますようお願い申し上げます」
・がんばります・がんばりたいと思います
「努力させていただきます」
「努めさせていただきます」
「努めてまいります」
「尽力いたします」
「尽力してまいります」
より強調したいときは、
「より一層尽力いたします」
「誠心誠意努めてまいります」
・感謝しています
「感謝しております」
「感謝いたします」
「感謝申し上げます」
「感謝の気持ちでいっぱいです」
「感謝しかございません」
・気に入ってくれて嬉しいです
「お気に召していただけたようで嬉しいです」
「お気に召していただきなによりです」
「お気に召していただき光栄でございます」
「気に入っていただけて光栄にございます。」
・気に入ってくれると嬉しいです
「気に入ってくだされば幸いです」
・気にかけてくれてありがとうございます
「お気遣いいただきありがとうございます」
「ご配慮いただきありがとうございます」
「ご配慮いただき、誠にありがとうございます。」
「ご配慮に感謝申し上げます」
「格別なご高配を賜り心より感謝申し上げます」
・気にしないでください
「どうぞお気になさいませんようよろしくお願いいたします。」
「お気になさらないでください。」
・期待に応えられず、すみません
「ご期待に応えられず申し訳ございません」
「ご期待に添えず申し訳ございません」
・希望に応えられるようがんばります
「ご希望に添えるよう、努めさせいただきます」
・詳しいこと(詳細)が決まったら連絡ください
「決まりましたらご連絡いただきたく存じます」
・聞きたいことがあるのですが
「お聞きしたいことがあるのですが、」
「お伺いしたいことがございます」
・検討をお願いします。
「ご検討のほどよろしくお願いいたします」
・この前送ったメールは見ましたか?
「〇月〇日に~をお願いする旨のメールをお送りしましたが、ご覧いただけましたでしょうか。」
「先日お送りしましたご提案書ですが、ご確認いただけたでしょうか。」
「〇月〇日にご案内をお送りしておりますが、ご確認いただいておりますでしょうか。」
・ご希望に応えらず、すみません
「ご要望に応えられず、誠に申し訳ございません」
「ご期待に沿えず大変申し訳ございません」
「お力になれず申し訳ございません」
「この度はご希望に添えず誠に申し訳ございません」
・この度は問い合わせありがとうございます。
「この度は、お問い合わせいただき、誠にありがとうございます。」
終わりの場合は、
「この度は、お問い合わせいただき、誠にありがとうございました。」
・こういったものもあるので、検討してみてください。
「こちらも併せてご検討いただければと思います。」
「こちらも併せてご検討いただけますと幸いです。」
・こういったことは出来ません。または、この日は無理です。
「お引き受けいたしかねます。」
・この間は、いろいろと良くしてくれてありがとうございました
「先日は大変お世話になりありがとうございました。」
・このことを伝えてくれると嬉しいです
「お伝えいただけますと幸いです。」
・今回はうまく行かなくてすみませんでした
「この度はご希望に添えず、誠に申し訳ございませんでした。」
・この間送ったメールは確認してくれましたか?
「〇月〇日にご案内を(またはご提案書を)お送りいたしましたが、ご覧になりましたでしょうか。」
さ行
・さっきは電話ありがとうございました
「先程はお電話にてありがとうございました。」
「先ほどはお時間ありがとうございました」
電話でうまく対応できなかった・なんとなく嚙み合わなかった場合は、
「先ほどはお電話にて失礼いたしました。」
・さっき説明したあの内容を伝えてください
「その旨をお伝えください」
「その旨をお伝えいただければ幸いです」
「その旨をお伝えいただければと存じます」
・質問に答えてくれるようお願いします
「よろしくご回答のほど、お願い申し上げます。」
・知らせてください
「お知らせください」
「お知らせくださいますようお願いいたします」
より丁寧だと、
「お知らせくださいますようお願い申し上げます」
「お知らせいただければ幸いです」
「お知らせいただきたく存じます」
・知らせてくれないでしょうか?
「お知らせいただけないでしょうか。」
・時間が空いた時に連絡くれれば大丈夫です
「お手すきの際にご連絡いただけると幸いです」
・自分のせいで迷惑かけてすみませんでした
「至らないばかりに、大変失礼をいたしました。心よりお詫びを申し上げます」
・先日はお世話になってありがとうございました。
「先日は大変お世話になりありがとうございました」
・説明してくれてありがとうございます
「ご説明いただきありがとうございます。」
「ご説明くださいましてありがとうございます」
・すぐ連絡欲しいので、〇月〇日までに連絡ください
「誠に勝手を申し上げますが、〇月〇日までにお返事くださいますようお願い申し上げます」
「誠に勝手を申し上げますが、〇月〇日までにお返事いただければ幸いです」
・すでに知ってるかと思いますが、
「既にご存じとは思いますが、」
「既にご存じかと存じますが、」
「ご存じのことと思われますが、」
「既にお知りかと存じますが、」
・すぐに連絡してくれてありがとうございます
「早速のご返信ありがとうございます」
より丁寧だと、
「早速のご返信恐れ入ります」
・そう言ってくれると嬉しいです。励みになります。
「そのようにおっしゃっていただけると、とても励みになります。」
「そう言って頂けると光栄です」
「ありがとうございます。光栄に思います」
・せっかくの話で残念ですが、
「ご期待に沿えず申し訳ございませんが、」
「誠に残念ですが、」
「お役に立てず残念ですが、」
「ありがたいお話ではございますが、」
・せっかくの話なのですが、お断りします
「お役に立てず残念ですが、辞退させていただきます」
「お役に立てず残念ですが、今回は見送らせて頂きます」
・相談したいんですけど
「相談がございます」
「ご相談がございます」
「ご相談させてください」
「ご相談させていただきたいです」
「ご相談させていただきたく存じます」
「ご相談させてくださいませんか」
「ご相談させていただきます」
「ご相談したく存じます」
「ご相談させていただけませんでしょうか」
「ご相談させていただけますと幸いです」
「ご意見を伺いたいのですが」
・その日時と場所で問題ないです
「ご指定の日時、場所で支障ございません。」
・その他に希望の日があったら教えてください
「その他ご希望の日がございましたら遠慮なくお教えください。」
・そんなことありません。こちらこそ今日は〇〇してくれて、ありがとうございます。
「とんでもありません。本日は〇〇していただき、誠にありがとうございました」
た行
・対応してます
「ご対応可能でございます」
「ご対応いたします」
・対応できません
「ご対応いたしかねます」
・ただ、 でも、
「ただし、しかし」
・大変なときに連絡をくれてありがとう
「大変なときにご連絡を頂きありがとうございます。」
・都合の良い日を教えてください
「ご都合の良い日ををご検討いただければ幸いです。」
・都合の良いときに連絡ください
「ご都合のよろしいときに、ご返事いただければ幸いでございます」
・伝えてくれると嬉しいです
「お伝えいただけますと幸いです。」
・とりあえず、報告しておきます
「まずはご報告申し上げます」
「まずはご案内申し上げます」
「まずは用件のみにて失礼いたします」
「まずはご報告のみにて失礼いたします」
「まずはご案内のみにて失礼いたします」
な行
・何かあったら伝えてください
「また、〇〇〇など気になる点がございましたら、何なりとお申し付けください。」
・何か希望があれば教えてください
「何かご希望がございましたらおっしゃってください。」
「何かご希望がございましたらお申し出ください。」
「何かご希望がございましたらお知らせください。」
・何か気付いたことがあれば教えてください
「お気づきの点がございましたら、何なりとお申し付けください」
「お気づきの点がございましたら、遠慮なくお申し出ください」
・なるべく急ぎで連絡ください
「急がせてしまい恐れ入りますが、お早めにご連絡いただければ幸いです」
・なので、
「ですので」
・何回も連絡することになってすみません
「何度も申し訳ございません。」
「度々ご連絡致しまして申し訳ございません。」
・日程が決まったら連絡お願いします
「日程が決まりましたら、ご連絡をお願いいたします。」
「日程がお決まりになりましたら、ご連絡をお願いいたします。」
または、
「ご予定がお決まりになりましたら、ご連絡をお願いいたします。」
は行
・本当にありがとうございます
「心より感謝申し上げます」
・はじめまして。メールで失礼します。
「メールにて失礼いたします。」
または、
「メールでのご連絡で大変失礼いたします。」
・早くに連絡ありがとうございます。ではよろしくお願いします
「早速のお返事ありがとうございました。それではよろしくお願いいたします。」
「早速の返信をいただきまして、ありがとうございます」
・引き受けます
「お引き受け申し上げます」
「お引き受けさせていただきます」
「お引き受けいたします」
・返事してくれれば嬉しいです。
「ご返答いただければ幸いです」
より丁寧だと、
「お忙しいところ大変恐れ入りますが、ご返答いただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます」
・返事してくれてありがとうございます
「ご返信ありがとうございます」
「お忙しい中、ご返信ありがとうございます」
「早速に、ご返信恐れ入ります」
・返事ください
「お返事いただきたく存じます。」
「お返事のほどお願い申し上げます」
「お忙しいところ恐れ入りますが、お返事いただきたく存じます」
「お忙しいところ恐れ入りますが、お返事の程お願い申し上げます」
・プレゼント(品物)ありがとうございます
「お心遣い嬉しく思います」
「お心遣い嬉しく存じます」
「ご厚意、うれしく存じます」
「ご厚意、うれしく思います」
さらに丁寧だと(強い感謝を示したいとき)、
「お祝いの品までいただき、何とお礼を申し上げればよいか、言葉もありません」
「お気遣い深く感謝しております」
・他に何か必要な場合は、追加料金かかります
「また、〇〇が必要な場合は、別途〇〇をお客様ご負担でお願い申し上げます。」
・褒めてくれてありがとうございます
「ありがたいお言葉、感謝いたします。」
「そのようなお言葉をいただき(お褒めいただき)、恐縮です。」
「そのようにお褒めいただき、恐縮です」
ま行
・また機会があれば嬉しいです。また連絡してくれれば嬉しいです。
「また、このような機会がありましたら、是非お声をおかけいただければ幸いに存じます。」
・また機会があったらお願いします
「また機会がありましたら、お付き合いのほどよろしくお願いします。」
「またの機会がございましたら、お声がけいただけますと幸いです。」
・また連絡いただければ嬉しいです。また利用してくれれば嬉しいです。
「またのご利用をお待ち申し上げております。」
・前向きに検討してくれれば嬉しいです。
「ぜひとも前向きにご検討いただければ幸いです」
より丁寧だと、
「お忙しいところ、大変恐縮ですがご検討のほどよろしくお願いいたします」
・また会えるのを楽しみにしてます
「またお会いできるのを楽しみにしております」
「またお目にかかるのを楽しみにしております」
「またお目にかかれることを心待ちにしております」
「またお目にかかれることを楽しみにしております」
「またお目にかかれる日を心待ちにしております」
・難しい内容なのに聞いてくれてありがとうございます。
「無理なお願いをお聞き届けいただき、感謝の言葉もございません。」
・迷惑ばかりかけてすみません
「至らない点ばかりで申し訳ございません」
・面倒かけますが、よろしくお願いします
「お手数おかけしますが、何卒宜しくお願い申しあげます」
・面倒だと思うので、返信は大丈夫です
「ご多忙かとは思いますので、返信のお気遣いは不要です。」
「ご多忙と存じますので、ご返信には及びません。」
「特に問題がなければ、ご返信をいただくには及びません。」
・メールありがとうございます
「ご多用の所、メールをありがとうございます」
「お忙しい所、ご連絡を頂きましてありがとうございます」
・もしかしたら、
「もしかすると、」
「もしかしますと、」
この言葉は「もしかすると」が一番良い感じがします
・問題ないようだったら
「問題がないようでしたら」
・問題なくて良かったです
「問題ないようで安心しました」
「問題ないこと承知しました」
「問題ないということ承知しました」
または、
「問題が無事に解決して良かったです」
・もし問題なければ、
「差し支えなければ、」
「よろしければ、」
「可能であれば、」
・もし問題なければ、検討してください
「もし差し支えなければご検討のほどよろしくお願いいたします。」
や行
・役に立って良かったです
「お役に立つことができて何よりです」
「お役に立てて嬉しく思います」
・役に立てれば嬉しいです
「お役に立てれば大変嬉しく存じます。」
「お力になれれば嬉しく思います。」
・予定について分かりました
「〇月〇日に伺いますので、よろしくお願いいたします。」
「スケジュールの件、かしこまりました。」
「ご提案をいただきました日程、〇月〇日(月~金指定)00:00(時間)に、ぜひとも、貴社へ伺います。よろしく願い申し上げます。」
・要件のメールで失礼します
「要件のみでまずは、失礼いたします」
「まずは、確認の連絡のみで、失礼いたします」
ら行
・了解してくれてありがとうございます
「承諾いただき、ありがとうございます」
「ご承諾いただきありがとうございます」
「ご了承いただき誠に恐れ入ります。」
「ご了承くださいまして誠にありがとうございます。」
「ご了承くださり、ありがとうございます。」
・了解してくれるようお願いします
「ご了承の程宜しくお願いいたします。」
・連絡くれてありがとうございます
「ご連絡ありがとうございます。」
「お返事いただきありがとうございます。」
「ご連絡下さいましてありがとうございます。」
・連絡くれたら嬉しいです
「お返事いただけましたら幸いです」
「お返事いただけましたら幸甚に存じます」
・連絡が遅くなってすみません
「ご連絡が遅くなり、申し訳ございません」
わ行
分かってください・理解してください
「ご承知おきください」
「ご了承ください」
「ご了知ください」
「ご承知おきくださいますよう、お願い申し上げます」
使い分ける敬語(書き方の考察)
正しい「敬語」は、信頼を得る上でとても大切なツールです。
例えば、デパートやレストランで店員さんに
「トイレどこですか?」
と聞くのは、少し恥ずかしいのと一緒です。
ここでは「お手洗い」って言いなさいよね!
恥ずかしい…
こんな感じです。
ビジネスメールも同様に、やはり、あまり軽すぎても
「この人、大丈夫かな・・。ハハッ…」と思われかねません。
なので、・・・いえ、正しい敬語だと、
ですので、敬語は十分に活用できるよう学んでおくのが大切です。
ただ、・・・いえ、
しかし、あまり丁寧すぎる敬語を多用しすぎるのも「どうなのかな?」とも感じています。
たとえば、
〇〇については、これで良いですか?
〇〇について教えてください
このようなお客さんから「お問い合わせ」があった場合、
ビジネスメールの返信で、
〇〇担当の●●(名前)と申します。
〇〇のご検討、感謝申し上げます。ご質問いただきました内容について、回答させていただきます。
~については問題ございません。
〇〇させていただきます。また、おっしゃるとおりでございまして~、〇〇で問題ございません。その他、ご不明な点等ございましたら、お気軽にお申し付けください。
何卒宜しくお願い致します。または、
それでは、ご検討の程何卒よろしくお願いいたします。
このような丁寧な返信を行えば、まず問題ありません
しかし、
と感じています
なんかおかしいと感じる敬語
・ご連絡お待ちしています
「ご連絡をお待ちいたしております。」
「また詳細のご連絡をお待ちいたしております。」
・その通りでして、
「おっしゃるとおりでございまして」
・ご連絡ありがとうございます
「ご連絡下さいましてありがとうございます。」
などなど、大手企業やネットショップで購入する際の「メール文章」としては、しっかりとした印象があって安心感もあり問題ありません。
しかし、組織ではなく「個人事業」としてメールを送る場合に関しては、
ちゃぶ台返しで有名な「星一徹」や
スネ夫ママみたいなイメージを与えかねません
ま、確かにもっと気軽なメール応対で良いかも
こっちもなんか身構えちゃうかも?
なので、個人事業としてメール応対する際は、もっとカジュアルな「メール文章」が逆に良い印象を与えるのではないかと感じています。
ご連絡下さいましてありがとうございます。
ご質問いただきました内容について、回答させていただきます。
おっしゃるとおりでございまして、〇〇で問題ございません。
〇〇とさせていただきます。
〇〇していただき幸甚に存じます。
何卒ご検討の程宜しくお願い申し上げます。
なんかウザ
丁寧すぎ…
面白みのない人?
逆に安心感ないかも
・・・個々の性格(お客様のタイプ)にも寄るかと思いますが、このようになる可能性も無きにしも非ずであると感じています。
業種(仕事内容)も大きく関係するように思いますが、このような印象を与えかねません。
丁重な対応は「しっかりとした印象を与える」こともあり、別に問題があるわけではありません。
しかし、あまり丁寧すぎても「真面目すぎて、どこか面白くない…」と感じてそっぽを向かれる(他も検討する)可能性もあるように感じています。
なので、適度な「尊敬語・丁寧語+カジュアル」のミックス文章が好印象を与える
『メール文章』なのではないかと考えています。
たとえば、文言の途中に「!」や「?」などを1~2つ程度まで使用してメールを送るのも良いように思います。
ただ、
「ありがとうございます!了解です!よろしくお願いいたします!」
「これでよいですか?問題ないでしょうか?」
と言った感じで『!&?』を3~4つも多用するのは、ちょっと問題あるかも知れません。
おすすめはしません。
※あくまで個人の見解です
参考程度に留めてください。
おわりに
今後も新たな『敬語』が見つかり次第、随時アップしていく予定です。
この記事がお役に立てるのか分かりませんが・・・
少しでも参考になれば幸いです。