・ソニーのDSC-W830ってキレイな写真撮れる?
・どんな写真が撮れるのか知りたいです
と言う人向けの記事です。
今回は、ソニーのエントリー向けデジタルカメラ「 DSC-W830」を実際に購入しましたので、レビュー紹介させていただきます。
DSC-W830は、2017年に発売されてから5年経つにもかかわらず、今なお「価格.com」の「デジタルカメラ 売れ筋ランキング」で1位(2022年5/14現在)を維持している人気あるデジカメです。
正直言うと、ここ最近は、新しいデジカメの「発売自体がまったく無い」と言うのも大きな理由ではありますが・・・
また、今回の記事は「晴天」の日に撮影した写真を紹介しています。
また、写真はすべてカメラ任せの「おまかせ(完全)オート」で撮影した写真となります。
次回は「曇り」に撮影した写真と「プログラムオート」「パノラマ」写真をレビュー紹介します。
併せてご参照いただければ幸いです。
【ソニーDSC-W830】人気カメラを実際の写真で検証【曇り】
はじめに結論から言うと「SONY DSC-W830」は、
「エントリー向け(安価)デジカメの中では、十分撮影できるカメラ」
でした。
記事で紹介している写真は、普通にシャッターを切ると「こんな写真が撮れる」を意識した簡易スナップになります。
誰が撮影しても「同じような写真が撮れる」スナップ写真です。
また、写真の感想は個人の見解です。
文章もヘタクッソ(←こんな感じ)ですので、あくまで参考程度でご参照ください。
・公園風景
・スワンボート
・落雷からの復活
・池で泳ぐ鯉
・公園の歩道
・満開を迎えた桃の花
・ズーム
・ズーム2
・W830の弱み
SONY DSC-W830について
■簡易情報
- 2017年10月13日発売
- 有効画素数:約2010万画素
- 広角25-200mm(35mm伴換算)
- 重量:約120g(バッテリー・SDカード含む)
撮影方法
今回は、カメラ初心者でも簡単に撮影可能な「おまかせオート」で撮影した写真を紹介していきます。
公園風景
咲き始めた桜(一部満開)と青空の公園風景
普通にシャッターを押して撮影した写真ですが、青空を含めた「全体の明るさ」も
ちょうど良い感じの描写で撮影することができました。
「エントリー向け」カメラにしては綺麗に撮影されていると思います。
全体の色も「ナチュラル」で好ましい描写であると感じます。
これだけ撮れればOKって感じです
これならOKでしょ♪
スマホ使っとけば十分、十分~!
なんか意味あんの?この記事
ここで記事終わっちゃうから…
・・・とても良い感じの写真を撮影することができました。
スワンボート
カラフルなスワンボートと青空
最初、撮影した写真を見たとき「エントリー向けデジカメ」とは思えないほど、全体の雰囲気も良い感じで撮影することができると感じました。
こちらの写真もこれだけ撮影できるのなら、普段の記録用としては「十分活用できる」と言えそうです。
落雷からの復活
満開を迎えた桜の木
一本桜の奥に見える木々で覆われた歩道周辺が「暗い」傾向にありますが、普通に良い感じで撮れていると思います。
こちらの写真も2~3秒で撮影した簡易スナップとなりますが、手軽にこのような写真が撮れるところが「W830」の強みであるのかなと感じました。
こりゃ、警戒しないとな!敵がいるぞ…
コンデジならではの「暗所が暗い」箇所が少し気になります。
ただ、W830は「おまかせオート撮影」から「プログラムオート」モードに変更することにより、画像の明暗差を調整できる「DRO」機能を備えています。
そのDROを「STD(スタンダード)」から「DRO Plus」に変更することで多少暗い箇所を明るめに撮影することが可能です。
手動でちょこっと調整する必要がありますが、エントリー向けデジカメとしては、機能が充実しているカメラであると思います。
池で泳ぐ鯉
池で泳ぐ鯉をパシャリ。
ピントもバッチリで明るさも良い感じで撮影できました。
写真もとっさにカメラを向けて撮影しただけですが、ブレることもなく撮影することができました。
スマホじゃできないかも
W830は、様々ななシーンを簡単に撮影できるところが強みであると感じます。
公園の歩道
ほぼ歩きながら撮影した写真ですが、ブレることもなくしっかりと撮影することができました。
カメラをしっかりとホールドしなくても十分撮影可能(傾向が高い)ように感じます。
もっと楽しい感じの写真ないの~?
もっとド派手な良い写真撮れよなー
・・・このようなイメージの写真が撮れると参考にしていただければ幸いです。
見ごろを迎えた桃の花
「桃の花」を目いっぱい近づいて撮影
少し逆光気味でしたが、ピントの合う限界あたりまで近づいて撮影した写真です。
ピントも「おしべとめしべ」にバッチリと合致して簡単に撮影できました。
ただ、全体が少し「暗い」ところが残念です。
少し離して撮影すると、明るさも良い感じで撮影できます。
いろいろ撮影しましたが、ピントは1度で合うときが多いです。
ピントも簡単に合致するため、このような写真も2~3秒で撮影可能です。
少し大きめの花であれば、ピント合致もあまり迷うことなく、比較的カンタンに撮影できます。
「マクロ撮影」もピントが合いやすい傾向にあるため、カメラ初心者でも安心して撮影できるカメラであると思います。
ズーム
「8倍ズーム」撮影
お休み中のカルガモを広角(左写真)と望遠側(右写真)で撮影。
W830は、「8倍ズーム(35mm換算200mm)」もあるため、様々なシーンで活用できると思います。
ズーム2
周りが木々で覆われている、ほんの少し「薄暗い場所」でも試してみました。
結果、ほぼ問題なく撮影できました。
ただ、暗所になってくると、写真は「ブレやすく」なってきます。
ここでは2回撮影しましたが、内1枚は少しブレている写真になりました。
W830の弱み
ピント合わせ
風景や街並みスナップと違い、一部分(細かいもの)に合わせる被写体に対しては、
まったく「ピントが合致しない」傾向があります。
望遠ズームで一部分を撮影したいと思っても「意図した場所に合致しない」
「手前にピントが合わない」と言ったことが多々あります。
マクロ側でも小さくて細かな被写体は、まったくピントが合致しませんでした。
このような被写体(花のつぼみ)は「ピントが合わない」と言っても良いかも知れません。
上下斜めからいろいろなパターンで10回以上試しましたが、ピントが合致することはありませんでした。
色が異なる
同じ構図で撮影を試みた写真ですが、少し全体の色やコントラストが異なってくる傾向があります。
ただ、オートで撮影する以上、一眼レフカメラでも異なってくる傾向があるため、「色」に関してはオートで撮影する以上、仕方ないのかも知れません。
これだけ撮れれば良いだろーが
こんなの気にしないよ~
・・・かも知れませんが
このような傾向があります。
まとめ
「SONY DSC-W830」は、エントリー向け(お手頃価格)のデジカメとしては、
「断トツでおすすめのカメラ」
普段の「記念写真」にしてもW830で事足りように思います。
ただ、小さくて細かい対象になると、
「ピントが合いづらい」
「一切合わない」
ときがあります。
そのため、「小さい花」や「望遠ズーム」を多用する写真撮影も検討されている方は、もう少し上位の機種をおすすめします。
次回は「曇り」の日に撮影した写真を紹介します。
少しでも参考になれば幸いです。