とても高い評価を得ている書籍「手紙屋」。
この本に出会ったのはちょうど大学4年になったばかりのころで就職活動に勤しんでいる時でした。
これから社会に出ると言われても、どうやって就職先を選んだらいいのか、職場でうまくやっていけるのか、そんな不安と葛藤の中、本屋で目に入ったこの本を気づいたら手にとっていました。
社会人になった今でもバイブル書となっています。
就活生はもちろん、毎日仕事に追われている社会人にもぜひ読んでほしい1冊です。
おすすめポイント
この本は自分自身も文通をしているかのような気持ちになれる内容となっています。
特に何かを押し付けられているような感じもなく、自然に自分の考えが変わっていくような感覚になれます。
働くことや社会人として生きていくことに関して、自分が悩んでいることを解消できる本です。
自分がほしいものと相手がほしいものを考える
仕事をする中で毎日忙しさに追われてしまうと、どうしても自分の仕事で精一杯になってしまい周りのことを考える余裕がなくなってしまうという人も多いと思います。
しかし、働くというのは自分が給料をもらうだけではなく、周りの人や社会から必要とされるという意味合いがあります。
給与をもらうためには時間と労働力を会社に提供しています。
しかし、仕事の中では共に働く同僚や上司、取引先に対してどのように接すれば今以上の貢献ができるのか考えてみることが必要であるなと考えました。
例えば笑顔で挨拶をすることや気遣いの言葉をかけることなども1つの方法です。
どのような形でも周りの人や社会に貢献することができるので、そこを忘れずに仕事に取り組むことが重要だと思います。
目の前にあるものに全力を注ぐ
今自分の目の前にあることに全力を注いで真剣に取り組むことが最も成功への近道だと教えてくれました。
自分の目標を決めそれに向かって目の前のことを一生懸命やっていく、そんな毎日の積み重ねが今は遠く見える目標や夢への一番近道なのだと思います。
当然のことのようですが、毎日追われているばかりだとそんなことも忘れてしまったり、分かっていてもできなかったりしてしまいますよね。
どこかで追われる人生から追う人生に切り替える必要があるのかもしれませんね。
この本を読んで私自身も時間を作って自分の考えが変わるような本を読んだり、それに対して考察してみたり、自分の能力を上げるための資格取得のための勉強をしたりと、仕事ばかりではない人生を送るように気を付けています。
先にその時間を割いておくと、仕事もより効率よく時間の中で集中してやるようになるので、会社での評価もよくなりました。
自分の夢に一歩ずつ近づいているという実感がより夢へのスピードを加速させてくれるのだと思います。
就活生にぜひ読んでほしい!
私自身も経験がありますが、就活の時にはどうしても会社の知名度や福利厚生、給料のよさなど表面的なところにばかり目が行きがちです。
しかし、実際に入って働くとそのようなことよりも自分がどんな目的で働くかの方が重要になってきます。
そのため、その会社がどういう目的で運営をしているのかを面接の中でしっかりと話して自分がワクワクするような会社を選ぶといいでしょう。
この本を読むことでそれまで就活が憂鬱に感じていた人も楽しみながらできることと思います。
社会人にもぜひ読んでほしい!
タイトルから就活生向けのように感じるかと思いますが、ぜひ社会人の方にも読んでほしい内容です。
会社に行き仕事をして給料をもらう。
そんな当たり前のことで精一杯という方も多いと思いますが、この本を読むことで自分が働く意味をもう一度見直すことができます。
仕事に対する充実感も実際の結果も大きく変わってくると思います。
私自身、社会人になって再度この本を読んで自分の働き方を見直したところ、会社からの評価がよくなり、昇進できたということがありました。
ぜひ読んで実践していただき、自分の働き方や夢への進み方を見直してみるといいと思います。
まとめ
素敵な本との出会いは人生を大きく変えます。
「手紙屋」はストーリー形式でとても読みやすく、実践しやすい内容が書かれています。
読み終わったあとには私も手紙屋と文通がしたいと思うこと間違いないことでしょう。
ぜひ一度手に取って読んでみてくださいね!