MLBのザ・レジェンド「ノーラン・ライアン」選手(投手)のベースボールカードと大記録を残した成績を紹介します。
世界一の奪三振記録を持つ「ノーラン・ライアン」
生涯成績「5714奪三振」
NOLAN RYAN(ノーラン・ライアン)は、1966年~1993年の27年間もの間、
メジャーで活躍した大投手です。
【27年間】の現役生活だけでも驚愕ですが、三振の数も驚きの
「5714奪三振(MLB記録)」
勝利数も「324勝」の大記録を成し遂げています。
本当に人間とは思えない宇宙人の転生?と思うほどの大投手です。
現在(2021年)のトッププレイヤーであるロサンゼルス・ドジャースの
「マックス・シャーザー(現役14年・37歳)」投手でさえも今年『3000奪三振』を到達したばかりです。
到達したばかり・・と言っても、ものすごい記録なのですが・・
今後10年近くの現役を続行できれば、5000奪三振も夢ではないように思いますが、
おそらく・・、いえ、ほぼ『5000』という記録を超えることはできないようにも感じます。
なので、ノーラン・ライアンの記録は、「大谷翔平」選手の二刀流と同じく
【神レベル】と言っても過言ではありません。
生涯成績【5714奪三振】と言う驚くべき記録は今後誰も破ることが『出来ない』偉業であると言えます。
1986年頃の「ノーラン・ライアン」
1947年生まれの「ノーラン・ライアン」
写真の姿は、40歳頃になります。
1960~70年代の古いカードを所有してなく、86年以降のカードからで失礼します。
ノーラン・ライアンの奪三振数の最高記録は、1973年(当時26歳)の『383奪三振』
2021年(現在)の大投手であるロスアンゼルス・ドジャースの「マックス・シャーザー」選手でも最高記録は、
2018年の『300奪三振』となっています。
同じくロスアンゼルス・ドジャースの大投手「クレイトン・カーショウ」選手も2015年の『301奪三振』が最高記録となっています。
2009年(12年前)まで活躍していたザ・レジェンドと呼ぶに相応しい
「ランディ・ジョンソン」選手でさえも最高記録は「372奪三振」となります。
通常、年間「200奪三振」でもすごい記録なので、いかにレジェンドたちの記録は飛び抜けた存在であるのかが分かります。
200奪三振を達成できる選手は「一流の証」と言われているため、『300』超えと言う数字は本当に驚くべき記録であると言えます。
■1986年のノーラン・ライアン
1986年(当時39歳)の奪三振数は「194奪三振」で、翌年の1987年は、「270奪三振」でした。
蘇ったという感じです。
さらに2年後の1989年(当時42歳)には脅威の「301奪三振」も記録しています。
42歳で『301奪三振』…!
普通なら引退している年齢でありながら、年を増しても更に記録を伸ばす・・本当に【超人】と言う言葉がピッタリな選手です。
■1987年のノーラン・ライアン
■5000奪三振記録時のライアン選手
1990年以降のノーラン・ライアン
43歳のノーラン・ライアン
1989年からヒューストン「アストロズ」➡テキサス「レンジャーズ」へと移籍
レンジャーズに移籍した年(当時42歳)に「301奪三振」の大記録を残しました。
1991年は「203奪三振」の記録を残したノーラン・ライアン選手も
翌年の1992年(45歳頃)から少し衰えが見え始めました。
92年は「157奪三振」で93年には「46奪三振」となっています。
1993年「引退」
■1990年のノーラン・ライアン(写真は引退時ではありません)
ノーラン・ライアン選手は、1993年(当時46歳)で現役引退。
45歳で引退したイチロー選手と同じくらいの年まで現役を続けました。
まとめ
■「NOLAN RYAN」MLBの最高記録
- 通算記録:5714奪三振
- 最多奪三振:383奪三振
- 暴投:277回
- 与四球:2795回
「与四球&暴投」は良い記録であるとは言えませんが・・MLB最高記録を保持しています。
また「ノーラン・ライアン選手」のスゴイところは、27年もの間、現役生活を続けているところだと思います。
現在の投手(現役選手)を見てもかなり多くの選手がケガによる
「トミー・ジョン手術」などを受けて現役を続行しています。
「トミー・ジョン手術」の無かった一昔前の時代であれば、ほとんどの選手が若くして引退しているのではないかな・・?と感じます。
今年、大活躍の大谷翔平選手も一昔前であったら(考えてもしょうがないことですが・・)、ピッチャー引退でバッティングにも影響があったかも知れません・・
そう考えると冷や汗でます
なので、大きな怪我も無く27年もの間、投げ続けた「ノーラン・ライアン」選手は、まさに『超人』です。
少しでも参考になれば幸いです。