・スタジオ撮影とどう違うの?
・良い写真が残せるか心配…
こんな疑問に答えます。
今回は、七五三やお宮参り、家族写真の「ロケーション出張撮影サービス」について紹介していきます。
この記事を読むことで、「ロケーション撮影の特徴、スタジオ写真との違い、ロケーションフォトの注意点」などの理解が深まると思います。
・スタジオとどう違うのか?
・ロケーション撮影の不安定なケースについて
・出張撮影のメリット・デメリット
すべてオリジナルフォトを使用して紹介しています。
ロケーション出張撮影とは?
かんたんに説明します
出張撮影サービスとは、主に「ロケーション=屋外」で行う写真撮影のことを言います。
・主な撮影内容
- 家族記念(お誕生日、マタニティ・ニューボーンなど)
- お宮参り
- 七五三
- 入園入学・卒園・卒業
- プロフィール
- 発表会
- 宣伝用
・主な撮影場所
- 七五三・お宮参り
⇒神社、庭園、レンタルスペース、自宅(着付け中など) - 家族記念写真
⇒公園、庭園、自宅、レンタルスペース、施設(テーマパークなど) - ピアノ発表会
⇒ホール・会場 - 宣伝用撮影
⇒お店
これまでの出張撮影で多かった撮影場所は、やはり「神社・公園」となります。
・撮影場所ランキング※ロケログ独自
- 神社(七五三、お宮参り)
- 公園(家族記念写真、プロフィール撮影)
- ご自宅(主にお誕生日撮影)
- 庭園(七五三、お宮参り)
- 会場(演奏会)
- レンタルスペース(貸しスタジオなど)
「ロケーション=屋外」となりますが、ピアノ発表会の「会場」やスタジオ代わりに利用できる「レンタルスペース」、ご自宅での撮影などなど…、屋外だけでなく室内でも撮影を行うことができます。
撮影内容はお店によって変わります
ロケーションとスタジオの違い
ロケーション撮影とスタジオ撮影の違いは、
- スタジオ=完璧な写真撮影
- ロケーション=不安定な写真撮影
といえます。
スタジオ撮影はかんたんに言えば、「完成された場所」で行う写真撮影となります。
何も遮るものがない室内空間の『安定』した場所で撮影が行えるため、理想通りの写真撮影が可能になります。
また、スタジオは人物をキレイに撮ることができる「ライティング(ストロボ)」なども人物撮影に最適な場所に設置されているため、安定したキレイな写真を残すことができるようになっています。
なので、「スタジオ=素敵(完璧)な写真」が撮れる場所であるといえます。
その反面、ロケーションフォトは不安定な写真撮影となります。
ロケーション撮影の不安定なケースについて
はじめにランキングから紹介していきます。
■ロケーション撮影にとって不安定な4つのケース
- 太陽の方向(位置、向き)
- 天候(曇りや雨の日)
- 風(中風、強風など)
- 人通り(人混み)
こちらの内容は、主に「家族写真、七五三、お宮参りの神社での撮影」によるケースとなります。
太陽の方向
ロケーション撮影にとって撮影時の「太陽の方向(位置)」はとても重要なものとなります。
- フォトスタジオ=ストロボ・ライティング
- ロケーション撮影=太陽の陽
太陽の光(陽)はストロボ光とは違い、当然のことながら「調整」することができません。
なので、もし『この場所で撮影がしたい』となりましても、太陽の方向・向きによっては直射が強すぎて「写真には向かない」と言ったことになるケースも多々あります。
このような場合、撮影場所を変更して撮影を行えば良いだけなのですが、しかし、写真全体の雰囲気(特に背景)もガラリと変わってしまいます。
また、移動して撮影した場所の背景が「合わない・あまりよろしくない」となってしまうと、またまたガラリ!と変わってきてしまいます。
そして理想通りの写真が撮れなくなってしまうといったパターンになります。
つまり、ロケーションフォトは理想通りの写真を「生み出しにくい」不安定な写真撮影ともいえます。
太陽の当たり方による写真の変化
こちらの写真のように陽があたる場所によって全体の雰囲気が異なってきます。
・左写真:太陽の陽が当たっているシーン
・右写真:太陽の陽が当たっていないシーン
写真は問題ない(可笑しくない)写真を紹介しています
もっと陽の当たり方が悪い場合、「まだら模様」のようになってしまう傾向があります。
更に陽が強い場合、
このようになります笑。
こちらは極端な例でもなく、本当にこのような「のっぺらぼう」のような顔になってしまいます。
■実例
休憩時に撮らせていただいたスナップ写真となりますが、陽の当たり方が強いと、このように輝く度合いが強すぎて「まっ白」になってしまいます。
「真っ白」な箇所は赤ちゃんの顔ではなく、白いドレスが反射しているものになります。
こちらの写真はあくまで参考用としてご覧ください。
このように陽が「顔」に当たってしまった場合、先ほどの私の写真のようなピカチュウ状態となります。
陽の当たり方は最重要
お顔に当たる「光と影」を考えると、室内の写真が一番安定しているのがお分かりいただけると思います。
写真は問題ない(可笑しくない)写真を紹介させていただいてます
スタジオとは違い、ロケーションフォトは、
その日・その時間帯などの【タイミング次第】といっても過言ではありません。
天候
ロケーション撮影は、
・くもりの日の木々や建物で囲まれた辺りが暗い場所
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・雨天時
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に向かない撮影といえます。
くもりの日でも開けた場所であれば、まったく問題ありません。
しかし、周りが木々やビルで囲まれたような「薄暗い場所」の場合は、人物は明るく撮影できたとしても「背景」が暗くなってしまったりと、写真全体の雰囲気もドンヨリ・・としてしまいます。
そのため、曇りの日の「薄暗い場所」での撮影は向かないといえます。
晴天時でも撮影場所によっては同様のことがいえます
ロケーションフォトは、太陽の方向と一緒で、当然のことながら「背景」も調整することができません。
他の場所へ移動することによって、背景イメージを変えることはできますが、辺り一面が暗い場所であれば、「難しい・・」となってしまいます。
雨の日は、傘を差しながら屋根のある場所を探して撮影することになるため、当然「向かない」といえます。
曇りの日は安定した写真撮影が可能です
こちらの写真は「曇りの日」に撮影させていただいた写真ですが、「明るさ」なども問題なく撮影することができます。
くもりであっても明るい開けた場所であれば、写真撮影にはまったく影響ありません。
もちろん、曇りの日より晴天の日のほうが明るくて楽しい写真が撮れるのは間違いありません。
しかし、先ほど紹介した「太陽の方向・位置」のようなケースもあるため「晴天だから最適!」と断言できない難しいところがあるのもまた事実となります。
晴天の日は青空を入れて撮影できる
晴天の日は青空を強調した写真撮影が可能になります。
また天気の良い日は、人の「心」までも晴れやかにしてくれます。
こういった心の持ちようによる気持ち的な問題も写真撮影には大きなプラスとなるように感じています。
またロケログでは、ウェブ紹介プラン限定(8000円)となりますが、時間に余裕がある場合、追加料金なしで2~3時間でも撮影可能です。
「たくさんの時間をかけて撮影=素敵な写真が撮れる!」とも言えません・・
お子さまの気分次第であったりもします…
しかし、時間に余裕を持って撮影を行うことによって、「素敵な写真が撮影できる」ことも多々あります。
風
ロケーション撮影は、少し強い風(中風)あたりから、多少影響が出てきます。
なぜ問題かといいますと、一番の理由は「髪の乱れ」になります。
ちょっと風が強い日ですと、髪の毛がユラユラ~となびいてしまい、ヘアスタイルによっては、ボサボサになってしまいます。
七五三の場合は、着物(女の子)がゆらゆらと浮き上がってしまうこともあります。
先ほど紹介した私のピカチュウ状態のときの「髪のユラユラ・・」いえ、ボサボサになります笑。
強風の日は、「ヘアスタイル=Nothing」になります。
風が強い日は、タイミングを見計らって撮影るすることになるため、その分時間がかかるとご留意のほど、お願いします。
人通り
「天候」でも紹介しましたが、写真は「背景選び」もとても重要なものとなります。
広大な公園であれば問題ありませんが、神社での撮影となりますと、写真の後ろ(背景)に参拝客の方々が写ってしまうことが多々でてきます。
自然な表情の「素敵な写真が撮れた★」と思っても、ちょうど真後ろに人影が写ってしまったりするのがロケーションフォトともいえます。
参拝する方の出入りが激しい人気のある神社の場合、すべては「タイミング次第」と言っても過言ではありません。
背景に人が写ってしまった場合、その写真の魅力も十分に伝わってこなくなってしまう傾向があります。
とくに七五三シーズンは、神社が参拝客で埋め尽くされるときが多いため、背景に人がいなくなるまで待つことが難しいほどになります。
また、時間をかけても子供が「飽きたり、疲れてしまう」ことにもなりかねないため、悠長に待つことも難しいものがあると感じています。
またとくに3歳、5歳の場合、撮影時の
- カメラ目線(他を向いている場合も多い)
- 立ち位置(すぐに動いてしまう)
- 表情
が比較的難しいことが多いため、ある程度時間が必要になります。
ただ、境内に参拝客の方が多い場合、撮影場所によっては「道を塞いでしまう=迷惑」になってしまうため、撮影スピードが必要となってきます。
そのため、あまり時間をかけて撮影ができないところがあります。
■実例
こちらの写真も背景に人が写ってしまっているため、多少スッキリしないものがあります。
背景がスッキリしている場合、下記写真のようになります。
写真は問題ない(可笑しくない)写真を使用させていただいてます
■背景スッキリ
アハ体験みたいですが、ガラリ!と変わったのがお分かりいただけると思います。
■実例2
こちらの写真も背景に写った「人」を画像の移植(修正)によってイメージが大きく変わりました。
このように「背景スッキリ」によって、写真イメージは大きく変わってきます。
ロケログではご希望の場合、修正処理も無料で行っております
おすすめの出張撮影サービス(千葉・東京都内)
■千葉の出張写真撮影サービス「GOOD LOC PHOTO(グッドロックフォト)」
千葉県の人気スポットとなりつつある千葉県流山市の「流山おおたかの森」から茨城県つくば市、埼玉県さいたま市、東京都内と関東エリア対応の出張撮影サービスです。
■ロケログの出張撮影サービス
ロケログの出張撮影はお求めやすい価格でご利用いただけるようになっています。
出張撮影のメリット・デメリット
・メリット
- スタジオ撮影に比べ比較的安価で撮影が可能。
※お店によります(ロケログでは8000円-1万円で撮影できます) - 自然光によるナチュラルな雰囲気の写真が撮影できる
- ロケーションならではの季節感を感じる写真が撮影できる
- 屋外の自然に溶け込んだ場所で撮影するため、モデルさん(ご家族)の表情も活き活きする
・デメリット
- 天候にとても左右されやすい
- 太陽の方向(例:逆光や順光など)によっては理想通りに撮影できないケースがでてくる
- 写真の背景に魅力がない(問題ある)場合もある
- 風が強い場合、ヘアスタイルが崩れがちになる
- 撮影場所(公共の場)は独占できないため、十分に撮影できなくて終了する可能性もある(特に神社での七五三撮影)
- 撮影場所(神社や公園、施設)によっては撮影不可のところもある
(提携しているお店限定など)
【出張撮影】ロケーションフォトとは?メリット・デメリットを解説【実例あり】:おわりに
ロケーション出張撮影についてご案内してきましたが、やはり一番に優先すべきは「スタジオ撮影」であると思います。
ロケーション撮影を行っているものとしては、「ロケーションフォトが一番!」と言いたいところではありますが…
しかし、ご家族にとって本当に大切で意味のある『写真』とは、スタジオで撮影した昔ながらの写真(きちんとした写真)であると感じます。
ロケーションフォトは天候に左右されやすい撮影のため、不安定な写真となってしまう可能性も否定できません。
ですので、ロケーション撮影は「第二候補」としての役割であるといえます。
「ロケーションフォト=自由なスナップ写真」
です。
※ロケログ出張撮影の場合
ロケーションは「太陽の向き・天候・風・人通り」などの『すべてはタイミング次第』といった宝くじ的な要素も多少あります。
そのため、「THE PHOTO=スタジオ写真」の役割というふうに考えていただいて、ロケーション撮影も一緒にご検討いただければ幸いです。
ロケログでは千葉県流山市から柏、松戸、野田、我孫子市など幅広いエリアを出張費無料で撮影できるようになっております。
出張撮影をご希望の方は、ぜひロケログもご検討いただけましたら幸いです。