・効率の良い備蓄方法ってあるの?
・長期保存できる食料を備蓄したい
と言う人向けの記事です。
現在、日本人の主食となるお米が「肥料の高騰」などの理由で米農家さんたちが減ってきているそうです。
このままでは「米不足」に陥ってしまう可能性もあると懸念されています。
また、気候変動や世界情勢の不安定な状態などをかんがみると、お米だけではなく、
小麦粉や野菜などのあらゆる食材も今後不足してしまう可能性も無きにしも非(あら)ずです。
正直、今後・・・・・・
「食糧難になる可能性あり!」
はたまた、
「まったくの余計な心配で終わる」
可能性だってあります。
ただ、できる範囲で少しでも食料備蓄に取り組んでいくのは大切であると思います。
これから、
- どんな備蓄をしていけば良いのか
- 長期保存に適した方法はあるのか?
- 優先して備蓄するべき食料はあるのか?
などについて、これまで約1年間少しずつ備蓄品を買い集めてきた「体験談・ノウハウ」と
独自で考え出した優先すべき食品のランキングを紹介していきます。
本記事を参考にすれば、効率の良い「食料備蓄」について知ることができる可能性が高まります。
・No.1 備蓄品「お米(ご飯)」
・No.2 備蓄品「パスタ」
・No.3 備蓄品「缶詰」
・No.4 備蓄品「小麦粉・ホットケーキミックス」
・No.5 備蓄品「ようかん」
・食料危機の最適料理
・その他のおすすめ備蓄品
優先すべき備蓄品
これから食料備蓄を検討されているようであれば、以下の食料品から優先して備蓄していくのがおすすめです。
- 非常用・備蓄用「ご飯」
- 備蓄用・保存「切り餅」
- 新米
- パスタ
- 缶詰
- 小麦粉
- ホットケーキミックス
- ビスケット・クラッカー(長期保存缶含む)
- 羊羹(ようかん)
- 長期保存水
以上が優先すべき備蓄品であると考えています。
※個人の見解です
NO.1 備蓄品「お米」
実際、食糧難となった際に、もっとも必要とする食品は何なのかとシミュレーションしてみると、やはり、
日本人なら当たり前かと思いますが、
がもっとも優先すべき備蓄品であると考えています。
なので、長期保存が可能な「ご飯」から優先して備蓄していくのが安心なのではないかと思います。
こちらの「非常用・備蓄用ご飯」であれば、5年間の保存が可能になります。
スーパーなどで販売されている普通の「ご飯パック」は約1年程度しか持たないため、
非常に心強い備蓄品であると思います。
また「お米の代わり」とまではいきませんが…、
もおすすめです。
非常用・備蓄用「切り餅」
「越後製菓」の非常用・備蓄用食品は、保存料などは一切入っていないため安心して食べることができます。
上記は「1パック用」です。
購入する際は、「1Kg×10パック箱入」を購入するのがおすすめです。
しかし、長期保存ができる「お米」や「お餅」にしても中途半端な量で金額も高めです。
この量であれば、家族の人数も関係してきますが、よほど小食にしていかない限り
持っても「約1週間~10日前後」で食べ尽くしてしまうように感じます。
また、よほどお金や備蓄品の置きスペースなどの余裕が無い限りは、大量に備蓄していくのは難しいかと思います。
なので、上記の「非常用・備蓄用のご飯・切り餅」の商品にプラスしてスーパーなどで手軽に買える新米を
で保存していく方法もおすすめです。
真空パックで長期保存
スーパーで買える普通のお米は「約1年程度」しか保管することができません。
1年以上たつと虫がわいたり、カビも生えたりして食べることが難しくなってきます。
なので、袋入りのお米を
の組み合わせで保存していくのが、一番安上がりで最適である可能性があります。
真空パックについては、下記をご参照ください。
【食料備蓄】お米を『真空パック』で長期保存する方法【フードシーラー】
真空パックすることによってお米も腐りにくくなるのは間違いありません。
先ほど紹介した越後製菓の「ご飯・切り餅の長期保存パック」も「保存料なし」となっています。
保存料なしとなると、通常パックよりも真空パックのような空気を通さない
「強度な袋」にしているため、通常のご飯パック(賞味期限約1年)よりも4年以上長く保存できるのではないかと考えられます。
そのため、真空パック機で保存しても「同じなのではないか?」と想定しています。
なので、一つの提案となりますが、フードシーラー(真空パック機)で食品を保存していくのも正しい方法なのではないかと考えています。
No.2 備蓄品「パスタ」
個人の見解となりますが、お米の次に備蓄していくのに最適な食品は「パスタ」です。
その理由として、乾燥パスタは「約10年持つ」と言った報告もあるからです。
また、パスタの賞味期限は「約3年」です。
賞味期限だけでも「3年」もストックすることができるのは、普通に備蓄品としても最適であると感じます。
また、お米にしてもパスタにしても「塩」さえあれば、何とか食べることができます。
このような理由から「パスタ」は、お米の次に優先して備蓄しておくべき食品であると考えます。
No.3 備蓄品「缶詰」
缶詰は保存状態さえ良ければ「永年持つ」とも言われています。
缶詰に「サビ」や「ヘコミ」など無いキレイな良い状態であれば、いつまでも腐らずに保存できるそうです。
※あくまで「そう言われている」だけなので注意が必要です
また「缶詰」は、パスタ同様に比較的安価に購入できます。
なので、「備蓄=缶詰」とド定番な食料ではありますが、パスタの次に「缶詰」が優先して備蓄したい食料ではないかと考えています。
また、備蓄用の缶詰は100円~200円前後の比較的安価な缶詰で十分なのかなと思います。
クラッカー・ビスケット保存缶
魚やフルーツ缶だけではなく「クラッカー」の保存缶も手軽に食べれることもあり備蓄に最適であると思います。
ルヴァンプライムのクラッカー缶も「約5年間保存」できます。
通常のクラッカーは、約1年持つか持たないかの期限のため、クラッカー保存缶も手軽に食べられることもありおすすめです。
このような備蓄が必要になるときが来ないことを願うばかりですが、甘いビスケット缶などもおすすめです。
No.4 備蓄品「小麦粉・ホットケーキミックス」
小麦粉・ホットケーキミックスは、電気や火が自由に使える状況であれば、
- パン
- 麺
- お菓子
- たこ焼き
- お好み焼き
など、いろいろ調理することができます。
食料危機の状態を想定したとき、小麦粉で作れる料理も調味料などが必要となるため「調理できるものは限られる・・・」可能性もあるように思います。
しかし、小麦粉・ホットケーキミックスを備蓄しておけば、何かしらの食料を作ることができることもあり、備蓄できるうちに買い集めていくべきであると感じます。
No.5 備蓄品「ようかん」
ようかんも昔ながらの製法で作られたもの(栗など入っていない)は
「10年以上でも持つ」と言われています。
やはり、長期保存に適した食料を優先して備蓄していくのが正しいように思います。
食糧危機のNo.1食料
実際、食料危機となった際は、
- パスタ+パスタソース
- パスタ+缶詰
- パスタ+塩
- パスタ+ケチャップ
こちらは、よほどの環境下になったときの独自シミュレーションです。
本当はお米+塩+具の「おにぎり」が一番良い食料であると思います。
しかし、お米は長期保存が難しくパスタと比べると値段も高価と言った理由もあり、やはり、一番手軽で十分に食べることができる食料は「パスタ」なのではないかと考えています。
長期保存用「ご飯・切り餅」または「真空パック」を優先して備蓄していくのは、置き場所や費用面でも難しい傾向があるため、
- パスタ
- パスタソース
- 塩
- 缶詰
上記の食料を優先して備蓄していくのが、費用も大きく抑えられてお米よりもたくさん備蓄することができます。
また、お米は大きくて置き場所を取るため、備蓄するのも大変な面があります。
その反面、パスタや缶詰などは比較的コンパクトです。
なので、パスタとソース、塩、缶詰を大量に備蓄しておけば、部屋の置きスペースにも多少の余裕が出来て、もし食料危機に陥った際も「長期間食料に困ることは無くなる」傾向が高いのではないかと感じています。
パスタばかりでは飽きると言う難点もありますが・・・
その他:おすすめの備蓄品
- 大豆
- スキムミルク
- ハチミツ
- カレー粉
カレー粉
備蓄用のカレーも販売されています。
おわりに
食料備蓄はちょっとした「賭け」であるとも言えます。
さんざん備蓄してきたものの、徒労で終わる可能性だって十分考えられます。
ローリングストックしていけば、食料を無駄にして損することも無いようように思いますが、リスクは無いとも言えません。
「何もそこまでして・・・ふっ」と思われるかも知れませんが、万一の際に備えて少しでも備蓄しておいて損はないと思います。
少しでも参考になれば幸いです。