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【比較】安価or高評価?デジカメの「写り」を検証【写真あり】

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安価なデジカメと少し高価なデジカメって実際どれくらい違うの?
ふつうに撮った場合どういう写真になるのか見てみたいな

 

という人向けの記事です。

 

今回、エントリークラスの1万円前後のデジカメと5~6万円前後で販売されているデジカメの「写り」の違いについて検証してみました。
  • 1万円前後のデジカメでも十分に撮ることができるのか?
  • やっぱり値段は少し張るけど高評価なカメラを買うべきか?

このように悩んでいる方も多いと思います。

■今回使用したカメラ

  1. NIKON  COOLPIX A10    エントリー向けカメラ
  2. SONY  RX-100M3  今なお人気の高評価カメラ
1万円のデジカメと6万円前後のデジカメの「写り」はどれだけ違うのか検証
実際に購入して撮影を行った「オリジナルフォト」を使用して検証しています

撮影方法

ニコンのデジカメ

エントリー向けカメラの「クールピクスA10」はオート撮影しかできない仕様になっています。

 

なので、「RX-100M3」も『オート』で撮影しています。

 

今回のフォト比較は、主にカメラの電源を「オン」にしてサッとキレイな写真が撮れるかどうかの検証とも言えます。

 

マニュアルで撮影した場合、当然RX-100M3のほうが高画質な写真撮れます

フォト比較

写真は分かりやすいように「コラージュ」で紹介しています。

  • 左 NIKON COOLPIX A10
  • 右 SONY RX-100M3

 

記事ではカメラの名称を省略して「A10」「M3」で呼称しています。



 

風景

田園

田舎の風景

田園が広がる田舎の風景を撮影してみました。

2枚を見比べてみると、青空の色が全然違いました。

 

A10の「青空」は見たままの自然な感じがあって、とてもナチュラルな空に見えます。

 

M3の青空はちょっと青が濃くてどことなく作られた色?という感じも受けます。

 

ただどちらも問題なくキレイに撮れているように思います。

 

すべては「好み」の問題といえますが、「色」の再現に関してはA10のほうが優しい色が出ていて良いかなと感じました。

 

M3は発売当初から長年使っていますが、こんなにニコンのカメラと青空の色が違っていることに気づきませんでした…

 

やはり実際に比較してみないと分からないものですね

 

公園

公園の風景

描写力では断然、M3のほうがしっかりと撮影されています。

この写真で見るとM3の青空も清々しくて良い感じで撮れているなと感じます。

 

緑の芝生?(花が咲く前の緑の葉)の色と描写力はM3のほうが上かなという感じです。

 

A10も自然の雰囲気が出ていてとても感じの良い写真です。

 

一本道

主にウォーキングやサイクリング用として使われている「一本道」の風景を撮ってみました。

 

描写に関しては、断然M3の写真は奥まではっきりと捉えています。

芝生の解像度も全然違います。

 

あとは色の好みなのかも知れません。



椿(つばき)

日陰に咲く椿の花

日陰に咲く椿の花を撮り比べしました。

 

結果は意外や意外…A10カメラのほうが明るくキレイに撮れました。

 

背景のボケ具合は、M3のほうが断然良いですが、花の明るさに関してはA10のほうが明るくて良い感じに撮れています。

 

安価なA10カメラでも十分撮れるんだなと感じた瞬間でした。

 

やっぱり明るく撮れるカメラのほうが良いですよね

 

咲き始めの桜

咲き始めの桜

結論としては、A10のほうがキレイな写真かなと思います。

 

M3も深みのある写真で良いなと思いますが、A10と比べると少しだけ暗めで清々しいものがないようにも感じます。

 

青空もしっかりとした「青」が再現されていて描写力もM3のほうが断然上ですが、A10のほうは「空色」というナチュラルさがあって感じのいい色を出しているなと思います。

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ミンナ
カメラによってこんなに違うんだね…
高価だから必ずしも良いとは限らないかも

 

建物

ユニークな建物
こちらのユニークな建物写真では、M3が良い感じで撮れているなと思います。

 

太陽の温かみもM3では再現されていますが、A10ではちょっと寒い感じがします。

 

またシャープさでもM3が上です。
建物も木々の葉っぱもしっかりと描写されています。

 

緑の屋根を見てもM3ははっきりと再現されていますが、A10はちょっと薄めな色になっています。

 

あと外はもっと明るかったのですが、2枚とも少し暗めで清々しい明るさがないのが残念なところかなと思いました。



湖面が輝く湖
湖の写真は一目瞭然ですね

 

右のM3はしっかりと明るく撮れていますが、A10はなにせ暗いです…

 

田園や公園の風景写真では同じような明るさで撮れましたが、少し逆光気味になると、これほど違いが出てくるのだなと少し驚きの結果となりました。

 

湖に浮かぶ像(ズーム)

湖面に浮かぶ像
どちらも最大ズームで撮影した写真です。

 

ズームに関してはカメラによって望遠能力が違いますので、写真の表現力で比べたいと思います。

 

写真の解像力はどちらも特に問題ないように感じます。
A10も許容範囲ではないでしょうか

 

写真を比較すると湖の色が全然違いますね。

 

今回はシーンモードによる「オート撮影」ですので、毎回、撮影できるイメージは違ってくるものがあります。
ただ2枚とも今回の結果では少し「暗い」のが残念に感じました。

 

マクロ

道端に咲く花
もう一目瞭然ですね!

 

A10では小さい被写体は「撮れない」と言っても過言ではないほどでした。

 

10回ほど試しましたが、少し距離を離したり近づけたりしても一切ピントが合うことはありませんでした。
すべて奥にピントが合ってしまいます。

 

一方M3はこの1枚だけで、かんたんにピントの合った写真を撮影することができました。
M3はまったくピントが外れることなく、毎回100%に近い合致率をみせてくれます。

 

いざという時に撮れないと言ったことがないため、やっぱりこの違いは大きいですね。

 

椿の花びら

椿の花びら
上を向いた椿が咲いていましたので、花びらでも試してみました。

 

こちらも一目瞭然で、A10は一切ピントが合いませんでした。
結局、10回ほどチャレンジしてみましたが、すべて奥にスルーでした…

 

一方M3は一回でピントが合う強さを見せてくれました。



看板

文字

俳文碑の看板

やっぱりM3のほうがはっきりと表現されています。

 

ただ細かく言えばの話ですので、どちらも問題ないかなと言った感じもします。

 

A10の写真では歪みが生じていますが、単に比較撮影するのを忘れてしまい、一度その場を離れてしまったため、立ち位置が変わったことによる違いになります

 

細長い看板

やはりM3はしっかりした写真が撮れます!

 

看板の文字だけでなく空の色もA10だと薄くなっています。

 

料理で例えると、薄味(A10)と濃厚(M3)な味の違いといった感じでしょうか

 

【比較】エントリーと高評価デジカメの『写り』の違いとは?:まとめ

 

今回2機種のカメラで比較して分かったことは、

  • NIKON COOLPIX A10:ピント合わせの面で何かと頼りない面がある。
    とくに小さい被写体ではピントが合わない
  • SONY RX-100M3:どんなシチュエーションでも楽々撮影することが可能。
    とくにマクロ機能が優秀

しかしエントリー向けデジカメも記録用としては十分に使用できるカメラであるのは間違いありません。

 

A10のマクロ撮影はほとんど使えないと言ってもいい結果でしたが、マクロ以外の日常の風景やスナップ用としては大いに役立つカメラであると思います。

 

ただ小さい花や小物の撮影等をされたい方は、A10は向きません。

 

一方M3はオールラウンドで活躍できるカメラであると言えます。

小さな被写体でもかんたんにピントが合うため安心感が違います。

【比較して分かったこと】

COOLPIX A10
スナップ、風景、大きめの花や小物撮影限定に向いたカメラ
RX-100M3
オールラウンドプレーヤー的なカメラ(なんでも撮影OK)なカメラ

 

少しでも参考になれば幸いです。